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語源は〜実は定かではありません。
しかし、文献には、江戸時代のモノ
があり、かなり古くから庶民の生活
に密着したものであったようです。
2,3言われている語源は、「七厘の
値段で買えた炭で煮炊き出来る」
「中に7つの穴が空いているから」
などが有名ですね。
実際、わたしが子どもの頃は、近所
のお年寄りが「これじゃぁなきゃぁ〜
イワシはダメさ」などと言って、煙に
巻かれながら、玄関先でウチワを
あおいでいる姿をよく見掛けました。
見ると近くには必ずネコの姿(笑)
少しノスタルジック&遠赤外線が
織りなす味わい深さ、また、燃焼ガ
スに水分が少ないので、素材の味
を壊しません。何より外で食べる美
味しさは、堪えられないですよ!
さて、七輪コンロの産地とはどこ?
そう訊ねられれば迷わず「能登」!と
答えましょう!分けても、能登半島の
先端、珠洲市は名匠がおり、その名
は全国に知られています。
では、なぜ能登なのでしょう?
それは、その素材によります。素材
である「珪藻土」は、能登地方には、
ふんだんに埋蔵されているからです。
この土の特性は、熱を通しにくい。
つまり、七輪では、熱が外に逃げずに
効率よく使われると言うことなんです。
良い七輪は、珪藻土地層から、直に
「切り出し」てきて、中身をくり抜いて
くるのだそうです。名匠にかかると、
1万円を超えるモノがあるんですって!
でも、ご安心あれ。普及品でも、性能
は見劣りしません。だいたい980円位
から売っていますよ。少々重いですが
お土産には最高だと思いま〜す。
そとでたべる、やはりおいしい。
なぜなんでしょうか〜? 今まで食べた美味しい食事って、ほとんどが外で食べたモノなんですよ。原始時代の遺伝子が騒い
でいるんでしょうかねぇ。ちなみに1番は〜17歳の時に、単車で海に行き〜砂浜でテントを張って〜ご飯を食べたときです。
真空パックのご飯+コンビーフだったのですが、なぜかこれが一番です(笑)。そして2番は、中学校の時の林間学校での
食事。米を盗まれて、さぁどうしましょうと言う危機感がスパイスだったのでしょうか〜(笑)。3番目は、ニジマスを釣って食べた
時。4番目は、伊豆方面に行って〜干物屋の試食のお魚〜ほら、一斗缶に薪を入れて焼いてるでしょ、あれ。
そもそも、駄菓子屋なんかでは、おやつは外だよね。うん!これからも〜そとで食べることに、こだわってみようかと思います。
そしたら〜ホームレスになってたりして・・・。