いい歳してマンガなんて・・・と、白眼視されている被害妄想を持っています(笑)。そう、確かにくだらないマンガ
ってのはあるんですが〜6歳からマンガを読み始めて、そのキャリアは、最早30年!やめろと言ったって、や
められないですよ、いまさら!一生マンガを読み続けてやるっ!
でも、マンガって〜わたしにとっては趣味の源となる情報源なので、冗談抜きで、今後も読み続けるでしょう。
何にでもきっかけはあるのですが〜私は、「サーキットの狼」を読みたいがために、週刊マンガを買い始めました。
小学校1年生でしたが、毎週100円を用意するのが大変。亡きおばあちゃんが、家に日曜日に遊びに来てね、
帰るときに100円くれたんですよ。旧100円のね。それがないと買えなかった。
おばあちゃん・・・わたしを本好きにしたのは、おばあちゃん、あなたなんですよ。湿っぽくなりました。
それ以来、色々な雑誌を渡り歩いて〜今では「スピリッツ」「モーニング」「アフタヌーン」「イブニング」「ヤングサン
デー」なんかを読んでます。でも、単行本はあまり買わないなぁ・・・メカとキャラが気に入らないとダメなんです、
基本的に。そして・・・マンガに影響されて入り込んだ趣味が多いこと、多いこと・・・。そして、知識として仕入れる
情報が、未だに多いですよ。だから、テレビなんて観なくても〜流行にはついて行けたりしてます(笑)
さて、それでは〜中でも取り分け気に入っている作家の紹介などをこれからしていきましょう!
まずは、SF界の大御所「星野之宣」氏です。
デビュー作「ブルーシティー」からの大ファンです。単行本も、ほぼ全作持っていますよ。
左の作品も、近々再開されるようで、楽しみです。こってこてのSFなんですが〜難しくない。
近年は、考古学まで掘り下げて〜まさに時空を駆ける作品が多いです。
小松左京氏の作品も好きですが〜生憎そちらは絵がない。しかし、星野氏は、とびきり格好
いい絵と、素敵なキャラ達がひしめいています。なんで今まで映画化とかされないのだろう?
世界でも指折りの作家である事は間違いないと思うのですが?
その中でも特にお気に入りなのは・・・「2001夜物語」かな、「スターダストメモリーズ」かな。
もし興味があるようでしたら〜この2作品から読んでみるのが良いと思います。
絶対に失望させません!!!つい力が入ってしまいました・・・考古学SFなら〜「ヤマタイカ」
「宗像教授伝奇考」が、お薦めです。
特に、「ヤマタイカ」は、邪馬台国の仮説を巡って〜日本にとんでも無いことが起こります、
読んでいくうちに、きっと鳥肌を立てずにはいられなくなるでしょう!

学園マンガの大御所と言えば、この人「小山田いく」氏でしょ!?
私が中学生の時、同じ世代を描いたのが、左絵の作品「スクラップブック」です。
この後「ぶるうピーター」「星のローカス」「ウッドノート」などを経て、しばらく時間を
置いた後に「むじな注意報!」を書いていますが・・・学園マンガの時代は終わって
いましたっけ・・・。
しかし新境地として〜自然保護やホラーなどを絡めた話を展開していて、それも
また、独特の切り口で、好きな作品が並んでいます。中でも「風の宿」は秀逸で〜
自然を巡る叙情詩が素朴な物語の中に描かれています。
で、キャラがまた〜年を経る毎に魅力的になっていきます。キャラの類型はたい
がい同じなのですが、それを感じさせない工夫は、さすがとしか言いようがあり
ません。だからこそ、学園マンガが成り立つのでしょうね。さらに見逃せない要素
があるんです!それは、各作品がそれとなくリンクしているんですよ。「あれ?このキャラ!?」とか、「やっぱり
ここでリンクするよなぁ(ニヤリ)!」というのが頻繁にあるんですよ。ドップリと小山田作品に漬かっている者とし
ては、やはり見逃せない要素です。あ・・・書くスペースが(笑)。
でも、まだまだ小山田作品の紹介はしていきますよ!(当然続くでしょ)
べムハンター・ソード
モーニングKC