校長あいさつ


 藤枝市立高洲南小学校は、昭和56年の開校以来、研修を学校経営の核として歩んで参りました。研修の目的は、一貫して「より良い人づくりとしての授業」−学習指導をとおして  「より良く生きようとする人間」を育てること−であり、当初、生徒指導の研究から始まりました。現在も「生徒指導の五本の柱」として授業で生徒指導を機能させることを本校の研修の基盤としています。また、授業だけでなく、日常の生活の中で積極的に子ども同士のかかわりの場を設定したいとの願いから、集会活動の研究に視点を広げたり、生活全般にわたる「子どもの良さをみとる教師の目」を磨くことの大切さを研修で深めたりして参りました。
 子どもも職員も絶えず入れ替わる中で、このような道をたどりながら研修を繋げてきたことが、本校の雰囲気、学校の文化ともいえる空気を醸成したと思っております。
具体的には、子どもに、人の話を温かく聴くことが、話し合いの基本であるという意識が育っていることや、相手と温かくかかわり支え合うことが大切という思いがあることです。また、職員には、子どもと向き合う姿勢や態度に温かさが感じられることです。本校職員の子どもへの声かけ、問いかけ、話し方、表情は、とても温かく、優しいのですが、それは、常に子どもに温かいかかわりの大切なことを言い続ける中で、自らの姿勢をもつくってきたからに違いないと私は捉えております。
 もちろん、日々の教育活動には、悩みも、問題点もたくさんあります。それでも、より良く生きたいと願う子どもをどう支援したらいいのかと、教職員が真剣に自らに問いかけ常に学び続ける職員集団であるということが、本校の誇りです。

 研究発表会も、ささやかではありますが毎年実施しており、今年度で29回目を迎えます。ごく普通の公立小学校ですので、当然のことながら異動により職員は常時入れ替わっています。その中で何とか研修の灯を絶やさずに継続してくることができましたのは、毎年の研究発表会の折に、全国からお集まりいただく先生方からの温かい励ましやご指導によるところが大変大きいと思っております。
 今年度も、第29回学習指導研究発表会を、平成21年11月11日(水)に計画しております。昨年に引き続き、午前中授業公開、午後は分散会の予定です。これまで、午後の後半で講師の先生に御講話をいただいておりましたが、授業について、子どもについて、全国の先生方とじっくりと話し合いたいとの職員の願いから、昨年午後は分散会のみと変更いたしました。このことが、私共にとって大変勉強になり、様々な情報交換の場とすることが出来ましたので、今年度も引き続いて分散会中心の日程を組ませていただきました。  教育を、子どもを語る場として、ぜひ先生方にご参加いたいただきたいと心から願っております。ご来校をお待ち申し上げます。



                               藤枝市立高洲南小学校長
                                            今澤 順子
                                 


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