2号窯初焼
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平成19年3月4日晴
2号窯の初焼です。煙突設置

たき付け準備
杉の葉や松の葉で焚口を熱します。

勢いよく燃やします。
窯全体を焼くので時間がかかります。

朝10時から5時まで燃やしました。
とりあえずここで一旦閉めます。

煙突も外して塞ぎます。
明日、また続きをやる予定です。

5日は雨で中止、7日に再開
9時から燃やし始めました。

煙の色はまだ黒く見えます。
炎が吸い込まれていきます。順調!

煙が白くなってきました。
窯の中の炭材の水分が出ています。

午後2時、刺激臭のある煙が出て
きたので焚き口を閉鎖しました。

煙突も半分閉めました。
後は2時間毎に煙を見て調整です。

平成19年3月8日午後5時
焼き上がったので密閉です。

ひび割れも補修しました。
窯が熱く膨らんだ時直します。

煙突を外しました。
タールで真っ黒です。

煙突の穴を塞ぎました。
木酢液の跡が黒くなっています。

初焼終了、窯の中を見るのが
楽しみです。

平成19年3月18日
いよいよ炭出しです。

何時間も焚きつけたため
白い灰が沢山できています。

炭化時間を長くしたためか
炭も白い灰をかぶっています。

炭材を一杯詰めましたが、
こんなに減っています。

窯の左壁も右壁も
少し土が剥がれています。

中央は梁が焼け落ちた衝撃で
くぼんでいます。

窯の天井です。
1カ所大きく剥がれています。

窯の隅は温度が上がらなかった
ためか、焼け残りがあります。

初焼にしては何とかうまく焼けて
ホットしています。

2号窯の初焼を行いました。
窯本体にまだ水分が残っていたり、天井に大きなひびが入っていたりで、天井が落ちるのではないかなど、 いろいろな不安を抱えながらの操業でしたが、師匠、先輩の方々のアドバイスやお手伝いのおかげで、天井も落ちずに無事完了しました。
やはり、最初は壁や窯底に水分があったためか、木尻の生焼けが多くありました。2回目からは、だんだんうまく焼けるようになると思います。
この2号窯は大きいため、収量も1号窯の2倍弱ありました。将来、木酢液も採集する予定だそうです。

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