平成21年4月12日
戻る


炭焼に大切な事は煙の色とにおいです。
煙の色を画像で見てみましょう。


炭焼窯の焚き口で火を付けたところ
です。黒い煙が出ています。 

炭焼窯の中が熱くなって炭材から
水蒸気がでています。白い煙です。

炭化が始まると少し黄色がかった
目にしみて咳き込む煙になります。

終わりに近づくと煙は透明に近くなり
煙突の内側にタールの山ができます。

平成20年6月15〜17日
戻る


今回は竹筒に塩を入れて焼いてみることにしました。
美味しい塩ができると言うことですが、どんなものか試してみます。


手頃な太さの竹筒と
粗塩1キログラムを用意しました。 

竹筒に塩を入れてと、
竹筒もあまり太くてはいけません。

一杯に入れたら
棒で突き固めます。

こうすると焼き上がったときに
焼き塩の棒ができるはずです。

木の棒で栓をしました。
1sの粗塩で3.5本できました。

炭焼窯の中に入れて
早速たき付けを始めました。

15日は風向きも良好で、この調子なら3時間ほどで炭化が始まると予想していましたが、
5時間かかりました。きっと窯の中が湿気ていて温度が上がりにくかったのかと思います。

今回は温度調整が順調で、15日の午後3時頃から16日の午後3時頃まで煙突の出口温度が
約75度で安定し、木酢液も30g以上回収できました。煙突の出口温度が180度を超えたのは
17日の午前11時頃になり、窯止めまで点火から都合48時間以上もかかりました。

どんな炭と焼き塩ができているか窯出しの時が楽しみです。


平成20年4月16〜17日
戻る


久しぶりに炭焼の状況を記録しました。
何度も炭を焼いているとかえって技術的に迷いが出てくるようで、
どんどん自信をなくしている状況です。
本などで、調べれば調べるほど迷い込んでしまいます。


風も順調、火の燃えも順調
 

燻煙も順調。
何も問題ありません。

黄肌煙が勢いよく出ています。
順調です。

焚き口の封鎖もうまくでき
順調です。

竹酢液回収装置の設置も良好
収量も大幅アップ、順調。

この冷却用煙突はもっと
長くする必要があります。

16日夜から雨で、煙突の温度が下がり気味でした。
これまで温度が上がりすぎていたので、下げ気味に調整をしていたら、
下がりすぎてしまいうまく上がりません。
竹酢液はこれまで13g程度のものが20g以上回収できました。
ただ、温度の上がりが遅く、窯止めをしたのが夜の7時30分、
これでいいのか、迷っています。


平成19年11月2日
戻る


10月18日炭焼をした炭の窯出しをしました。
前回は、燻煙処理した竹と松ぼっくり等を焼いてみました。
どんな具合か見てみましょう。


竹炭は割れが少なくなりました。


栗のイガもとげが残っています。
でも、簡単に崩れてしまいます。

松かさも見事炭になっていますが
炭なので壊れやすく、大変です。

平成19年10月15日 2号窯の燻煙熱処理済みの竹の窯出し
戻る


19年9月16日に「燻煙熱処理」を行った竹を出しました。
少し時間をかけて加熱したので前回よりもうまく出来ました。
菅ヶ谷地区のふるさと祭りに出してみましょう。


結構うまく色が付きました。


黒くなっていますが、
炭ではないので丈夫です。

艶も、色合いも見事です。
加工しても、そのまま飾ってもOK

平成19年8月15日 2号窯の燻煙熱処理済みの竹の窯出し
戻る


19年7月1日に「燻煙熱処理」を行った竹を出しました。
どんな状況になっているか楽しみです。


その前に木炭を袋詰めしました。
およそ1.2キロ入れます。

暑い盛りですが、
屋根があるので仕事がはかどります。

会員10名が参加しました。
平日ですが、旧盆で農作業はお休み

いよいよ窯出しです。
窯の中の位置により焼け方は様々

入り口付近の立てた竹は
一番下の部分の変色は無し

黒くなっているのは上に載せた竹
やはり天井が熱い

次の炭材の準備ですが
乾いた竹は堅く刃が痛みます。

チェンソーの切れ味が悪くなり
手こずります。

こちらは、竹の枝の処理
見えないところに手がかかります。

平成19年7月1日 2号窯の炭焼準備
戻る


竹炭を焼く前段階の「燻煙熱処理」を行う準備の為、前回焼いた炭を出します。
今日はかわいいお嬢さんが体験しました。


窯に入っている炭を出します。
土嚢と土で封鎖してあります。

中に何があるのかな?
今日の体験者です。

私が運んで
おばあちゃん達に渡します。

こんなに長い炭です。
ワーイ

これは短いけど大きいな
手袋、ちょっと大きかったかな

ほら
変わった形でしょ

これは重いよ−。


ピストルみたいでしょ?
ばばぁーん

中に入っちゃえ


暗かったよ−。


私も入ってみました。
中は広いんですねー

平成19年5月7日〜8日の2号窯の炭焼
戻る

点火

平成19年5月7日

今回の炭材は木です。
風もなくまあまあの天気です。
前日の雨で燃料が少し湿っています。
燻煙

今日は風がないせいかなかなか煙が出てきません。
少し手こずりそうです。

燃焼

朝、9時30分から午後4時まで、点火から5時間30分でやっと炭化が始まりました。
風向きもそうですが、中身が木の場合は時間がかかるみたいです。
黄肌煙

煙も前回とは逆に東へ流れています。
西風が出てきて、天気はよいけれど煙が押さえつけられます。
焚き口封鎖完了

レンガと粘土でしっかり封鎖しました。
一度焼いた土を使っているのでひび割れは少なくてすみます。
煙突処理

煙突排煙口を狭くして急激な温度上昇をさけます。
この後、2〜3時間ごとに点検調整を行います。
5月7日の作業はここまで
炭化中

5月8日午前8時45分
今日も良い天気で順調に煙が出ています。
白青煙

午前11時20分、窯の温度も上がって白青煙になりました。
精錬を始めます。
精錬

窯の中が明るくなって、煙が透明になったら窯を締めて完了です。
どんな炭が焼けたのか、いろいろ問題点を探りながら次に開けるのが楽しみです。
5月8日はここまで

平成19年4月7日〜8日の2号窯の炭焼
戻る

焚きつけ準備

平成19年4月7日

炭材を詰め終わりいよいよ点火です。
今度はうまく焼けるかな。
新たなチャレンジに心がときめきます。
煙突設置

煙突を立てて、隙間を塞ぎます。
風向きが心配です。西風だと押さえつけられ煙の吸い込みが悪くなります。

点火

調子よく燃えます。
東風のため、炎が窯の中へ吸い込まれていきます。この分だと炭化開始も早いぞ!
燻煙

煙突から黒っぽい煙が出てきました。
西風だとこの煙を出すまでが一苦労で、30分以上かかる事もあります。
黄肌煙

2時間近く、勢いよく燃やし続けると、まるでタヌキを燻り出すときにこんな風では無かろうかというような、喉に刺激のある咳き込むよう な煙になってきます。
炭化が始まりました。
焚き口封鎖

煉瓦を積んでいきますが、入り口をレンガで整えたため非常に塞ぎやすくなりました。
しかし、熱い事に変わりはありません。
レンガ積み1

通風口を作ります。
レンガ積み2

確認窓を作ります。
奥が覗けるように少し上向きに設置します。
封鎖完了

うまくできました。
使うレンガもつなぎに使う粘土も少なくてすみました。
炭化中

煙も勢いよく、快調です。
2時間から3時間おきに確認してゆっくり炭化を進めます。
4月7日はここまで
本焼き完了

平成19年4月8日

本焼きが終わりました。
煙がうす紫色です。
確認窓から

少し明るくなっています。
<
精錬開始

窯の中が赤くなってきました。
精錬中

5分もするとこの程度明るくなります。
精錬最高潮

オレンジ色に輝いています。
煙が薄くなるまで待ちます。
窯の奥

窯の天井も真っ赤になっています。
よく見ると天井のひびも見えます。
透明な煙

精錬終了間近になると
煙が薄く透きとおってきます。
後は窯を閉鎖するだけです。

戻る