スルガ銀行、靜甲ともにまずまずのスタート！
三島関病院は４連敗と苦戦！ 日本女子二部リーグ後期第一節
日本女子二部リーグ後期第一節が香川県観音寺市で開幕され、静岡県より加盟のスルガ銀行は３勝１敗、靜甲
も２勝１敗とまずまずのスタートをきったが、三島関病院は４連敗と苦しいスタートとなった。
【第１日目・Ａ球場第一試合】
三島関病院　　０００　０００　０　　　０ （バ）鈴木ー東野（三）、小楠ー小出（東）
東芝北九州　　０００　０００　１ｘ　　１
　両チーム無得点で迎えた七回裏。東芝北九州は一死、一三塁から六番古賀が一・二塁間を抜く安打を
放ち、サヨナラ勝ちを収めた。三島関病院は初回の一死・二三塁の先制機に、四番渡辺のショートゴロで
三塁走者が本塁で憤死。打者走者もアウトとなる併殺で無得点。以後も再三走者を出すが、タイムリー
が出ずに惜敗。
【第１日目・Ｂ球場第一試合】
スルガ銀行　 ０００　０００　００　　　　０ （バ）大隈・小橋ー寺島（ス）、大城ー吉村（靜）
靜　　　　甲　 ０００　０００　０１ｘ　　　 １
靜甲はタイブレーカーとなった八回裏、犠打と野選、さらに四球等の無死満塁から、九番白井がライト前に
タイムリーを放ってサヨナラ勝ちを収めた。一方、スルガ銀行は八回の強攻策が実らず、得点できなかった。
【第１日目・Ａ球場第三試合】
三島関病院　　　０００　０００　１　　　１ （バ）鈴木・山内ー山崎（三）、藤本ー村上（大）
大鵬　薬品　　　 ２０２　１５Ｘ　　　　１１　 【本】橋本、福原（大）、山崎（三）【三】中村、辻本（大）
【二】吉岡、福原（大）、山崎（三）
　大鵬薬品が毎回安打の１４安打で大量１１得点を挙げ大勝した。一回裏、二死二塁から四番橋本のセンター
越え２点本塁打で先制。三回にも三塁打と二塁打などの長打攻勢で２点を追加。終盤の六回にも福原の本塁
打等で大量５点を挙げ試合を決めた。一方、三島関病院は散発の４安打と抑えられ、七回の山崎の本塁打で
完封だけは免れた。
【第２日目・Ａ球場第二試合】
三洋　島根　　　０００　０００　００２　　　２ （バ）馬場ー岩本（洋）、鈴木ー山崎（島）
三島関病院　　 ０００　０００　００１　　　１ 【二】佐濃（洋）、渡辺（島）
両チームとも相手投手を打ちあぐね、無得点のままタイブレーカーに。三洋島根は九回、二死満塁から六番
福島がレフト右は弾き、二走者を迎え入れた。その裏の三島関病院の攻撃を１失点に抑え勝利
　一方、三島関病院は八回裏、一死満塁のサヨナラのチャンスに上位打線が抑えられ、九回裏の犠打によ
る一点を還したのみに終わり、本節３敗目を喫した。
【第２日目・B球場第二試合】
靜　　　甲　　　１０２　１００　０　　　　４ （バ）田淵ー吉村（靜）、中島ー村上（大）
大鵬薬品　　　１００　００２　０　　　　３ 【本】前田、計盛（靜）、辻本（大）
【二】大矢、大瀧、吉村（靜）、村上（大）
　靜甲は初回、前田の先頭打者本塁打で先制。その裏追いつかれたものの、三番計盛の２点本塁打で勝ち
越し、四回にも１点を加えた。追う大鵬薬品は、六回に辻本の本塁打と村上の二塁打等で２点を返して肉迫。
しかし、靜甲の先発・田淵が後続を絶ち切り、１４安打で４得点と効率の悪い攻撃ながらも逃げ切った。
【第２日目・Ａ球場第三試合】
スルガ銀行　　　２００　００４　０　　　６ （バ）小橋ー寺島（ス）、宋、佐藤、中村ー赤澤（Ｔ）
ＴＯＥＴＥＣＫ　　　０１０　０００　０　　　１ 【三】杉山（ス）　【二】早川（ス）
　スルガ銀行は初回、無死一・二塁から犠打で二三塁とした後、四番早川がライト線に二塁打を放ち２点を
先制。終盤の六回表、二死三塁から杉山の三塁打などで一挙４点を挙げ、リードを拡げた。先発小橋は
ＴＯＥＴＥＣＫを散発の４安打１失点に抑え本節初勝利。
【第３日目・Ａ球場第一試合】
三島関病院　　　０００　０００　０　　　０ (バ）鈴木ー山崎（三）、大隈、小橋ー寺島（ス）
スルガ銀行　　　２０１　０００　Ｘ　　　３ 【本】早川（ス）　【二】小杉（ス）
　スルガ銀行は初回、二死一塁から四番早川が右中間に先制の２点本塁打で主導権を取った。三回にも
内野安打と犠打で走者を送り、山崎のタイムリーで追加点を挙げた。守っては大隈、小橋と繋いで三島関
病院打線を３安打に抑え完封した。三島関病院は打撃陣が振るわず、本節０勝４敗に終わった。
【第３日目・Ａ球場第二試合】
東芝北九州　　　０４１　００２　０　　　　７ （バ）小橋・丸山ー小出（東）大城・田淵ー吉村・前田（靜）
靜　　　　 甲　　　１００　４１０　０　　　　６ 【本】前田（靜）【三】笹田（東）【二】笹田、佐藤、竹下（東）
　４点を先行された靜甲は四回裏、四番計盛以下の主軸打線が四連打し、四球も絡めて４点を挙げ同点に漕ぎ
着けた。五回には１点を勝ち越した。しかし、東芝北九州は六回表、一死後笹田の三塁打を足掛かりに３連続
長短打で２点を挙げ逆転。六、七回の靜甲の攻撃を無得点に抑え、打撃戦を制した。
【第３日目・Ａ球場第三試合】
スルガ銀行　　　１０３　０００　０　　　４ (バ）小橋ー寺島（ス）　馬場・野中ー岩元（三）
三洋　島根　　　 ０１０　０００　０　　　１ 【三】高橋、中村（ス）【二】山下、高橋（ス）、山下（三）
　１対１の同点で迎えた三回表、スルガ銀行は一死、二三塁から四番・早川がセンターへ弾き返した１点を勝
ち越した。さらに六番中村の二塁打で２点を追加、リードを拡げた。守っては先発小橋が８安打を打たれなが
らも要所を締め、逃げ切った。