1977年・イタリア |
サスペリア |
Suspiria |
決して一人では観ないでくださいというキャッチフレーズは有名でしょう。序盤からショッキングなシーンが登場します。ベスト3に入るほど大好きなシーンですが、あの悲鳴がいい味を出しています。 しかし、このシーンのインパクトが強すぎるので、その後が物足りないものになってしまい、ちょっともったいない気もします。 魔女が題材になっているので日本人にはピンと来ませんが、派手な音楽と色使いでこれでもかとばかりに恐怖心を煽り立てます。 劇場では特別な音響システムで公開されていたようですが、あれほどの音使いなら劇場でこそ本領を発揮するでしょう。 残酷なシーンも少しだけありますが、ダリオ・アルジェントの作品は残酷シーンの描写がソフトなので、苦手な人でも安心して観る事ができます。サスペンス劇場の殺人シーンが平気な人はまず大丈夫でしょう。 その代わりウジムシみたいなのが大量に出てくるので、虫が苦手な人は要注意です。 冒頭のタクシーに乗り込むシーンで、あり得ない場所に人の顔が映っています。幽霊か?と騒がれたようですが、これは監督のイタズラのようです。 評価ストーリー 6 恐怖度 7 派手度 8 総合評価 7 |