2005年・カナダ |
SAW.ZERO |
Saints Martyrs des damnes |
自分は生きるべきか・・・邦題は「SAW.ZERO」。CUBE ZEROとSAWを足して2で割ったようなタイトルです。SAWの原点を描いた作品か?と思いきや、まったくの無関係です。 キャッチコピーや宣伝文句でSAWと無理やり結び付けている作品は山ほどありますが、堂々とタイトルに「SAW」と付けた作品は初めてではないでしょうか? 三流誌の記者・フラヴィアンは、編集長に命じられて失踪者の続発する村の取材に向かうが、同行したカメラマンの友人が失踪してしまう。 敵意に満ちた村人たちの視線を浴びながら真相を探っていくうちに、次々と驚きの真実が明らかになっていく・・・こんな感じのストーリーです。 思わずホロリとするシーンがあったり、ラストのナレーションに深く考えさせられるものがあったりと、なかなか面白い作品です。 SAWの力を借りなくても充分に面白いのに、なぜこんな邦題を付けたのでしょうか?非常に残念です。 もうひとつ、終盤に顔の皮膚が集まった怪物が出てきますが、あれは何なんでしょうか?最後まで何の説明もなく、謎のまま終わってしまうので訳がわかりません。 あんなのが出てくると興ざめしてしまうし、この作品には必要ないようにも思うのですが・・・大きな減点です。 評価ストーリー 7 SAW度 0 総合評価 7 |