1981年・アメリカ |
オーメン3 最後の闘争 |
OMEN V |
ダミアン最終章オーメン三部作の最終章です。ダミアンを暗殺しようと目論む7人の神父達との闘いが繰り広げられます。ダミアン32才。大会社の社長から大使にまで登りつめ、野望に向かって着々と歩を進めます。そして、あるパーティーでニュースキャスターのケイトと出会います。 二人は惹かれあいますが、これが後にダミアンにとっての致命傷となります。 神父達による暗殺は悪魔の手によって次々に阻止され、身の危険を感じたダミアンは信者数百人を使って、救世主になる可能性のある赤ん坊を皆殺しにしていきます。 そして、神との対決へと進んでいきます。 光と影をうまく使い壮大な音楽との組み合わせで、オカルト映画ながらもどこか芸術的だと思わせるシーンがいくつもあります。特にラストシーンは、この映画のハイライトではないでしょうか。 三部作のラストに相応しい出来だと思います。 オーメン1から3を続けて観ると、ダミアンの伝記を見ているようで面白いのではないでしょうか。 英国大使の自殺のシーンでは、死んだ直後の足の痙攣がリアル過ぎます。 評価ストーリー 6 恐怖度 6 芸術度 7 総合評価 7 |