1999年・アメリカ

ディープ・ブルー

DEEP BLUE SEA

高度な知能を持つ巨大ザメvs人類

太平洋上にある医療研究施設アクアティカでは、アオザメの脳組織から新薬を製造する為の研究が行われていた。
ところが、結果を急いだスーザンがサメの脳の遺伝子を操作してしまい、人間以上の高度な知能を持つ凶暴なサメに生まれ変わってしまった。
自由を得る為に施設を破壊して殺戮を繰り返す凶暴な巨大鮫に、人間は勝てるのか?・・・

嵐の中施設は沈んで行き、海水が流れ込んでくる。慣れている建物の中なのにそこは既にサメのテリトリーで、どこから現れるのか分からない。しかも三匹・・・
水の恐怖、サメに襲われる恐怖など、何重にも恐怖が襲ってきます。
この作品は、沈み行く施設から脱出できるのか?最後には誰が生き残っているのか?など、サメとの死闘だけではない面白さがあります。
が、サミュエル・L・ジャクソンのあれは無いんじゃないの〜?と思いました。突然すぎて笑えます。

サメ映画ではサメの動きや質感のリアルさが命ですが、この作品ではアニマトロニクス、本物のサメ、CGを上手く使い分けていて、動きも全てコンピュータ制御なので、とてもリアルです。 ただ、人間が食い千切られるシーンだけは明らかにCGだと分かるショボさなのが残念です。
サメ映画は当たりハズレが激しく、しかもハズレが多いのですが、この作品は大当たりと言ってもいいでしょう。

評価

ストーリー 7 パニック度 8 サメのリアル度 9 総合評価 8

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