1997年・アメリカ

デス・キューブ

DEATH CUBE

CUBUのパクリ?

あのキューブとは何の関係もなく、評論家からも「キューブに対する侮辱」「キューブに謝れ!」などと酷評され、キューブの続編と勘違いして「詐欺だ、騙された」と怒り心頭の人多数・・・と言う、ある意味話題の映画です。
1996年に「DETH GAME」として発表後、キューブのヒットに便乗して、1997年に「DEATH CUBE」とタイトルを変更したらしいです。しかも、DEATHよりもCUBUの方がデカく強調されている。正に便乗商法・・・

ストーリーは、2003年ロサンゼルスは大地震により壊滅。富裕層はロス沖に"新ロサンゼルス"を建設し移り住む。
そこで起きる誘拐事件を追う刑事が死の迷路に迷い込む・・・
と言った内容で、どこがキューブ?って感じです。百歩譲って、迷路という所だけわずかにキューブっぽいでしょうか。

さて、騙された人達には散々な言われようですが、原題の「デス・ゲーム」として観ればなかなかおもしろいと思いました。と言ってもB級の域は出ていませんが・・・
"弱いけど機械や電気に強いヤツが活躍して危機を脱出する"というのはありがちですが、この映画でもその手のヤツが出ていてイイ仕事をしています。
そして、殺人マシーン・グレップは最後の最後に高感度アップです。

評価

ストーリー 6 恐怖度 2 キューブ度 1 総合評価 6

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