2006年・アメリカ

JIGSAW ゲーム・オブ・デス

ARE YOU SCARED?

負ければ死ぬ

目覚めると見知らぬ工場の廃墟の中で、そこには6人の若者がいた。そして、自分が一番恐いと思うシチュエーションを再現。その恐怖を見事克服できれば勝ち、負ければ死ぬというゲームを強要される・・・

SAWを意識した作品が続々と出てきますが、これもその一つです。邦題やキャッチコピーだけならまだしも、この作品は内容までもがSAWを意識しています。
しかし、本家ジグソウは何重にも予防線を張っていてどこにも抜け目が無いのですが、この犯人は仕掛けたカメラの配線から居場所がバレてしまうというマヌケな事をしてくれます。
ゲームの内容から犯人のメッセージまで全てがSAWの二番煎じで、しかも自分の復讐の為に罪の無い無関係な人を殺したりして、SAWよりも悪質だという印象を受けました。

「自分の中の恐怖を克服する」というテーマは目の付け所が良いとは思いますが、やはりSAWに比べるとスケールの小ささは否めません。とは言え、SAWを観ていなければそれなりに楽しめるとは思います。

 評価

ストーリー 6 恐怖度 4 SAW度 5 総合評価 5

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