雨漏りがするので見て欲しいとのお電話を頂き伺いました。
屋上に上がらせて頂き高圧洗浄機で水を掛けていきます。
水かけ開始後すぐに水が落ちてきました、原因はALCと言う壁材を出窓天板の少し上で止めてしまい、ALCと天板の間にモルタルを入れて仕上げている特殊な工法でした、そのモルタルとALCの隙間から水が浸入していました、水かけ調査の写真と修理にかかる金額の見積書を作成するためにこの日はここで一旦帰ります。
お施主様に報告後、工事の正式な依頼を頂き工事に取り掛かります、先ずは防水材がしっかり入るように溝を削ります。
調査後に聞いたお話では前回の外壁塗装前から雨漏りしていてそちらの業者さんに相談したところコーキングすれば直ると言われて確かに数年は止まったけど駄目だったそうです。
三階という高さですので今回は高所作業車を使います、あらかじめ加工場で溝の部分だけ加工したガルバリウム鋼鈑を出窓の天板に合うように現場加工します。
モルタル部分に防水粘着両面テープを張り付けます。