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富士宮震災その2

棟の崩れ

今回の地震で被災にあわれてしまった住宅の多くは瓦の棟が崩れて、その部材が飛散して本体瓦を砕いたり、落下して下屋根などもともと地震の影響の少なかった場所を壊してしまっている例が多いようです。

下屋根のようす。

地震によるズレなどは殆ど見られ無かったのですが、二階の屋根から落下してきた瓦が落ちた部分だけが割れてしまっています、更にその割れた瓦も一緒に加わってまるで雪崩のように地面に落ちてきます。


別のお宅。

こちらは完全に棟の部材が落ちて無くなっています、そして下の写真のようにもともと無事だった箇所を壊してしまいます。

上の二現場は瓦の耐震棟で既に直っています、でも去年の静岡県の中部地区での地震でもそうでしたが瓦職人さんが足りなくなってしまう為に価格の問題や工期の問題がどうしても出てきます。地震の心配を除けば屋根材の性能としては優れている瓦ですので、崩れたらまた直せばいいと言うお客様も居るほど他の屋根材には代えがたい魅力がある屋根材ですが、地震が発生するまではそこまで具体的に考えて住んでいらした方は少なかったようです。


棟だけ交換。

こちらはスレート瓦の借家なのですが今回一度に四件棟が崩れてしまい、見た目は気にしないので崩れない事と予算をおさえる事を重視した修理のご依頼を受けました。

セキスイ瓦SU

瓦形状に近い商品の棟の部材だけを使用しました。


完成です。

見た目を考えると賛否両論あるかとは思いますが、今回はお客様のご意見と機能性を重視した結果、ベストな工事内容だったと思います。

耐震工事って?

今回の震災前からこの富士宮地区では耐震工事の補助金に力を入れ回覧板など各種メディアを通じて市民の皆様に呼びかけていました、でも何故か屋根の軽量化や棟の修理などは耐震工事の対象外として扱われています、屋根の軽量化が耐震工事に適しているので軽い屋根にしたいとご連絡頂いたお客様も補助金の申請をすると他の方法を進められ今回は屋根はやめておくとの声もありました、耐震工事には様々な方法があり何が一番かは家により違いますが初めから対象外と言うのはとても不思議なお話です。

振り子の原理

耐震の審査員さんにはこれを否定される方も居るようですが、振り子の原理以外にも屋根材の落下などの今回の地震でも富士宮市役所は無料で落下した瓦は回収していました、地震と屋根の関連性についての事は分かっていながら現状維持の状態は続いて行くとは思います、私が抗議をしたところで何も変わらない相手にされない事は分かっていますが今回の資料を持って富士宮市役所に小さな声ですが提出しようと考えている次第で御座います。




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