屋根の軽量化
入母屋の瓦が一番似合うタイプのお宅です、この雰囲気をなるべく損なわずに軽量化、色も近い物、という事で今回の工事は進んでいきます。
軽量化なので瓦を全て降ろします、そしてラーチ合板を敷き詰めます。
ルーガ雅
今回のお施主様のご要望に一番近いと思われるルーガ雅を施工します、金属系よりは重量がありますが、それでも総重量は約半分、一番の利点は地震で真っ先に崩れる棟の部分の耐震化です。
上の写真のような壁際の処置もガッチリ雨仕舞の処置をしてから違和感を無くすために窯業系の幕板で、下の写真のように処置します、こちらの商品は仕様によって納まりも違ってきます。
複雑な下地の角度が変わる箇所。
とにかく雨の浸入を防ぐ為ガッチリと、この黒いベントと呼ばれる防水材を沢山貼ります、凄く値の張る商品なのに最後には見えなくなってしまう悲しい宿命ですが、雨漏り防止の為に沢山貼ります。
そしてケラバ角、降り棟を取り付けます。
黒いベントの下。
こちらはてっぺんの棟の部分ですが、上でご紹介したベントの下はこのような角材を支える金具を取り付けて角材を通し、ベントを貼り同質部材を取り付けます。
完成です。
瓦から違う屋根に変えた場合どうしても違和感があるとおもいます、見た目をもっとリアルに追及した商品もありますし、まだまだ重量を下げる事の出来る商品もあります、でもどの商品にもセールスポイントと弱点が必ずあります、弱点は価格だったり雨音だったりいろいろですが、なるべくお客様のご要望に一番近い商品をご提案できますようこれからも営業していくつもりです。
