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第六回 特殊能力を見極める


そもそも、特殊能力とは何でしょう。
それは、その選手の個性であり、シンボル、またはウィークポイントです。
たとえば、こんな選手。
ミートBでパワーはE。走力、肩力、守備はCの外野手としましょう。
この選手の能力は、アベレージヒッター、初球○、けがしにくさ2です。
さて、このことから何がわかるのでしょうか。
導き出される結論としては、「打率は、かなり高い打率を残せる可能性があるが、けがをしやすい選手のため、規定打数に到達しない場合がある」選手です。
こうやって、特殊能力の持つ意味を考えながら、オーダーを組むのも手です。
ただがむしゃらに、基本能力だけを見てオーダーを決めるのではなく、
あらかじめ自分が使うであろうチームの選手の特殊能力や打法、投法すべてを覚え、そしてオーダーを組むのです。

また、あまりわからないなぞの特殊能力もあります。
たとえば、闘志。これが表面に出るのは、三振を取ったときにガッツポーズをするというもですが、暇な人はこれのほかの意味を探ってみても面白い。
サクセスで精神力ポイントを150も消費して取るある意味すごい特殊能力ですからね。

また、尻上がりとスロースターターですけど、私は、基本的な投手の投げる回数の強さが、前半に弱くなっただけのがスロースターター、後半によくなっていくというのが尻上がりという持論を持っています。つまり、考え方次第では、短気、四球男、スロースターターなどは変わってくるのです。

ただ、どうしても許せない特殊能力というのもあります。
それが、投手威圧感。
私の中で、これが一番許せません。
理由を説明しましょう。

先発投手にはあまり効果がないことが一般的には証明されているからです。
守護神や、中継ぎのエースなどにつけると効果的な威圧感。
ですが、これが先発投手には意味がない、と唱えられている。正直切れました。
わざわざカレンと付き合って、本当はエリリンや加奈と付き合いたいのに、ブスと付き合う羽目になった主人公の気持ちになって見ましょう。
ちょっと切なくなってきます。(´・ω・`)

逆に、私が推薦する特殊能力もあります。
投手ならジャイロボール、野手なら、威圧感と広角打法です。
あれ、威圧感は嫌いじゃ・・・野手の威圧感はまた別物です。
理由を説明しましょう。

ジャイロボールは、11では週間パワスポで獲得できるレアな特殊能力です。
前の作品でも、猪狩との練習で取得できるなど、取得率が低かったんですが、今回はそれが10%だったのが40%くらいになったと考えてください。 5000円でジャイロボールが手に入る。おまけにノビ4も付いてくる。
さらにCOMの試合ではかなり優位に展開していく。これは私が太鼓判を押します。

野手の威圧感は、投手の能力を下げるというところに意義があります。
たとえば、松坂選手のような、球界を代表するような速球派。このストレートが、2キロ下がっただけでも、嬉しいとは想いませんか?
プレイヤーの打撃が有利なように展開してくれる野手威圧感は、私にとってはお勧めです。
さらに広角打法。これは、流しても引っ張っても、打球の勢いが死なないというもの。
裏を返せば、この広角打法+風速が加われば、パワーがEくらいの選手でも逆方向にホームランを狙えるということです。
サクセスでは、パワーではなくミートによって経験点が変わってくるので、ミートを早めにあげておけば、取れないことはない特殊能力です。

さて、今回からはムービングファスト、奪三振などの新しい特殊能力も付きました。
また、エラー率が表示され、タイムリーエラーと融合するととんでもないことになるということもありえることが証明されました(汗
パワプロを作っているスタッフの皆様は、日夜がんばって私たちユーザーのためにパワプロを作っています。
一つ一つのストーリーはもちろん、特殊能力にいたっても、その思い入れは強いと想います。
その思い入れをうまく試合で活用していけるプレーヤーは、かなりレベルが高いのではないでしょうか。
これが私の持論です。

2004 12 9 グローリー



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