Windows XP Service Pack 適用 Install ディスクの作り方

これを作るにあたって、参考にしたサイトです。

winFAQの「Service Pack 適用済みブート可能 CD-ROM を作成するには」
http://homepage2.nifty.com/winfaq/wxp/setup.html#1421

winFAQの「Windows 2000/XP に DOS プロンプトはありませんか?」
http://homepage2.nifty.com/winfaq/wxp/hints.html#1202

Garage親父 さんの「Service Pack 適用済みブート可能 WindowsXP CDを作成してみよう」
http://garageoyaji.hp.infoseek.co.jp/PCDIY/WinXP_SP_BootCD_Make.html

前提となるファイルとフォルダ(予め準備しておく。)
各ドライブレターは環境に合わせて修正してください。
ファイルおよびフォルダ この説明での例 備考
CD-ROM ドライブ Hドライブ ----
Service Packファイル WindowsXP-KB936929-SP3-x86-JPN.exe を
ここよりDownloadし、E:\TMPに入れてください。
----
WindowsCD-ROMのコピー先 D:\wincd(以下のISOファイル作成の説明で作ります。) 700MB 程度の空き容量が必要
作業フォルダ E:\TMP(予め作っておきます。。) 700MB 程度の空き容量が必要
  1. ブートファイルを抜き出す為のbbie.exeの入手 [bbie10.zip]の入手。
  2. ISO イメージを作成する為のcdrtoolsパッケージの入手[cdrtools-1.11a12-win32-bin.zip]の入手。
  3. それぞれをダウンロードして、作業フォルダ(E:\TMP)に解凍します。
  4. 必要になるのはbbie.exe、mkisofs.exe、cygwin1.dllの3 ファイルのみです。mkisofs.exe、cygwin1.dllは、
    [cdrtools-1.11a12-win32-bin.zip] を解凍すると入ってます。
  1. 次の手順を実行し、ISO ファイル を作成します。

  2. Windows CD-ROM を CD-ROM ドライブにセットします。

  3. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から cmd.exe と入力し、「Win32 コマンドコンソール画面」を起動します。
    「Win32 コマンドコンソール画面」は、こんな画面です。MS-DOSを使った事がある方ならば問題ないですね。

  4. 以下のコマンドを実行します。

    1. C:\Documents and Settings\user>cd /d E:\TMP
    2. E:\TMP>mkdir D:\wincd
    3. E:\TMP>xcopy H:\ D:\wincd /E /I /V /Y
    4. E:\TMP>.\WindowsXP-KB936929-SP3-x86-JPN.exe -s:D:\wincd
    5. E:\TMP>.\bbie H:
    6. E:\TMP>del D:\wincd\image1.bin D:\wincd\boot.catalog
    7. E:\TMP>copy /Y .\image1.bin D:\wincd
    8. E:\TMP>ren D:\wincd\i386\usbehci.sy_ USBEHCI.SY_
    9. E:\TMP>.\mkisofs -b image1.bin -no-emul-boot -J -N -o sp.iso D:\wincd
    10. E:\TMP>rmdir /S /Q D:\wincd


    これを使ってBATファイル(上記の内容と同じBATファイルです。)を作っても良いでしょう。
    各ドライブレターは環境に合わせて修正してください。
    D. の
    .\WindowsXP-KB936929-SP3-x86-JPN.exe -s:D:\wincd が終わると
     このような画面が出るので、「OK」ボタンを押して下さい。
  5. これで、E:\TMP に、sp.iso が出来ます。素のInstallファイルなので、IE7もWMP11も入ってません。
    WebブラウザーはIE6、WMPは Ver9 です。必要な場合は、適時、Windowsアップデートを実行して、Installして下さい。

  6. 赤い色の文字は、「コマンドプロンプト」ですので、その次の文字列を入力してください。
    isoイメージのファイル名は任意に変更可能です。但し、拡張子は.iso としてください。
    上記の例は、sp.iso としてます。
    また、コマンドの”バックスラッシュ”は、半角\と同じ意味です。
    このまま、コピペしても大丈夫です。

  7. Install Disk の作成
    任意のライティングソフトウェアで、E:\TMP\sp.iso ファイルをトラック形式のファイルとして焼きます。
    ISO ファイル(イメージファイル) を焼く方法は、お持ちのソフトウェアのヘルプを参照してください。
    出来上がったISOファイルの容量は
    Windows XP Professional は690MByte前後です。(SP1のInstallCDから作成場合)
    Windows XP Home Edition は668MByte前後です。(SP1aのInstallCDから作成した場合)

  8. このインストールディスクでインストールしますと、デスクトップにIEのアイコンが表示させる事が出来ません。
    今までは、「画面のプロパティ」⇒「デスクトップ」タブ⇒「デスクトップのカスタマイズ」の「デスクトップアイコン」で
    表示させたいアイコンを選択すれば良かったのですが、その中にIEがありません。


    レジストリーを弄る事で、表示させることが出来ます。

    [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\HideDesktopIcons\NewStartPanel] 
    に、"{871C5380-42A0-1069-A2EA-08002B30309D}"=dword:00000000 を、追加してください。
    レジストリを弄る時は、気をつけて下さい。
    メモ帳などで、上記の文字列をコピペして、保存するときに拡張子を "reg" で保存して、
    出来上がったファイルをダブルクリックすれば、追加。されます。
    その後、"F5"キーを押してデスクトップの更新をすれば表示されます。

  9. その他、SP3にすると今までとは違う部分の修正をする記事が
    Microsoftのサイトにありますので、参照してみてください。
    このサイトの「FAQ」から、LINK してます。