■開山祭なるものに参加した 北八ヶ岳・横岳 2010.06.06 今年は梅雨入りが遅れている。例年なら「雨中行軍」みたいになるのに雨の気配すらない。webヤマケイで「北横岳で開山祭があります。参加者にはバッジを贈呈」となっている。バッジ目当てに行ってきました。 早朝4時に富士宮を出発。県境を越える頃にはすっかり明るくなった。最も空いている時間帯なので愛車・EVRYは快調に進みます。韮崎から茅野までの国道20号では3度しか信号で止まらなかった。八ヶ岳ズームライン、エコーラインと通って国道299号に入り、ヘアピンカーブが続く別荘地を過ぎ、標高2100m・麦草峠に着く。いつもの無料駐車場なのだが、トイレが新しくなっていた。以前トイレがあったところはコンクリート敷きになっていて、下は浄化槽のようだ。声のでかい女のいるパーティーがいたので、早々に出発した。 国道を100mほど東に歩いて、左の登山道に入って行く。茶水池のほとりを進み、木道で森に入って行く。15分ほどで大石峠、更に15分ほどで中小場に着く。一旦下って登り返す。ほぼ直登でキツイが30分ほどで茶臼山(2384m)頂上だ。縦走路から外れて西側の展望台に行く。ここには四等三角点があり、実質的な頂上だ。ここからの眺望は日常のストレスが吹っ飛んで、おつりがくる?くらいだ。奥秩父、南八ツ、南ア北部、中央ア、御岳、北ア…と、青空の下に白い峰が連なる。ほぼ今日の目的が達せられた感じだ。 |
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頂上に戻り、縦走路を下る。先の急登と似た感じに登る。展望台のある頂稜の南端に上がり、縞枯現象で明るい尾根を水平に進む。縞枯山(2403m)山頂から一気に急下降する。北斜面で登山道に雪が残っている。キックステップとストックワークで楽しく下れた。下った先が雨池峠で、多くの登山者が休憩していた。ここでコースを変更して三ツ岳に向かう。10分ほど急登すると平坦道になり、雨池山の標識前を通り過ぎる。緩く鞍部まで下ると岩場の道になる。北八ツらしくない岩峰の三ツ岳はコースに入れておくとアクセントになって良い。短い鎖場があったり、飛び石があったりで楽しい。ほどなく北横岳ヒュッテ下に出る。 | ||
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ヒュッテ前は開山祭に参加する登山者で溢れかえっていた。横岳(2480m)頂上で開山祭に参加した。御柱祭の年なので諏訪大社から神主が来て、格式は高かったが炎天下で40分もやるとは思わなかった。赤嶽山神社のお札と記念バッジをいただいて、山を降りた。 |