■テーマは「買い食い」 静岡市内ポタ 2009.06.07

春の山行で歩いた地域をもう一度自転車で回ってみたいと思っていた。何度か計画を立てたのだが、雨で3週流れてしまった。梅雨入りの迫った日曜日に静岡市に向かった。

会社のある鳥坂から静清バイパス側道を西に向かう。長尾川に突き当たったら土手の遊歩道を上流に進む。風が気持ちイイ。信号のある橋を渡り、道を探す。曲がり口がわかりにくく、地元民に尋ねる。看板があるわけでもないが上坂随道の入り口が見える。入口にはナックルを使った簡易ゲートがあり、車幅制限をしている。随道内はほぼ水平で走りやすい。一旦下って登り返す。自転車を降りて、押す。谷津随道は送水管埋設工事用で基本的には一般車両は通行できない。が、地元の人はスゴイ勢いで通過する。私は2台とすれ違った。中は軽く登っているような気がした。随道を抜けると一気に麻機まで下る。麻機街道の一本東側の道を南下する。このころから気温が上がってくる。流通センターからの道が合わさったところから麻機街道を進む。静清バイパスをくぐってしばらくで臨済寺に着く。今川氏の菩提所で臨済宗の修行場でもある。山門の阿吽像はなかなか迫力がある。浅間神社先の変則交差点を渡り西進する。安西街道の一本北側の道だ。さつま通りに出て、南進する。目指すは「とりや」という鳥肉惣菜の店だ。田町小学校近くにあるが、大変わかりにくい。手羽先2本が串に差してあり160円。安倍川の土手で味見した。甘目の味付けはイケルが、やや揚げ過ぎな感じがした。


向かって左が吽像


臨済寺 山門


向かって右が阿像

旧東海道で安倍川を渡り、手越原で国道1号にでる。この道には松並木の名残があり、なかなかイイ。排気ガスにまみれながら丸子まで進み、駿府内匠宿を覗く。晴れの日曜日なのに駐車場は空いている。経営的に厳しいかな?立体交差を抜けて静清バイパスの歩道を走る。風が強くてなかなか前に進まない。道の駅先を右に折れて宇津ノ谷の集落へ。春の「峠越え」と同じ道を進む。石畳からは自転車を押して進む。御羽織屋下の路地を入って橋を渡ったところに慶龍寺がある。十団子伝説が有名なところだ。旧街道に戻って、階段を上がり、尾根を回り込むと明治のトンネルだ。明治のトンネルを抜け、一気に下る。昭和のトンネルからの道に合わさり、岡部の街に入る。市街地が始まるところに柏屋歴史資料館がある。本旅篭跡で食堂も併設されている。旧街道に入ったがひと気がなく静かなものだ。往路を戻る。宇津ノ谷トンネルは1mほどの歩道らしきものがあり、そこを走った。下り勾配なのでペダルを踏む必要はないが、車の轟音が迫ってきて「恐怖の10分!」といったとこだった。 往路をそのまま辿り、安倍川を渡ったところで「名物 安倍川餅」を買おうと思ったのだが、ごった返していたのでスルーした。


柏屋歴史資料館


「とりや」の手羽先。やや褐色が強い


「つかもと」の手羽先

次なる目標は「つかもと」の手羽先だ。駒形通りの西端にある鳥惣菜店で、春の山行帰りに見つけた店だ。前回来たときは休みだったが、今回はやっていた。美味そうだったので10本購入。甘辛の味付けは私好み、ふっくらと揚げ具合も申し分ない。大満足でポタリングを終了した。

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