■初めてのロング・ライド 富士宮〜静岡 2009.04.26 先週の登山は終盤疲労が顕著だった。「これでは夏の山行が思いやられる」ということで体力アップを狙ったツーリングを思いついた。購入間もない愛車ルイガノTR1で40km先を目指す。 昨晩は興奮のためかなかなか眠れず出発が予定より1時間遅れた。まあ、昨日の雨が乾くのでイイか。登りを極力避けるために「旧道」といわれる県道で富士に下りる。途中、前々から気になっていた看板を撮影した。東芝の特約店(ほぼ死語だな)のシャッターに懐かしい「光速エスパー」が残っているのだ。漫画が先か実写テレビ番組が先かは知らないが、三木清隆とは似ても似つかないものだ。南進して岩本山の裾を通る。水神のある富士川橋を渡る。昨日の雨が濁流となって堰を越えている。さすが「日本三大急流」のひとつに挙げられることはある。旧国1を富士川駅に向かい、蒲原山を周りこむように走る。新蒲原駅手前で旧東海道に入る。昔の面影を残す町並みを観ながら西進する。 |
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そんな町並みのはずれに和歌宮神社を発見。祭神は木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)と赤人大神(アカヒトオオカミ)。後述はあの山部赤人、「田子の浦・・・」で岳南地区では最も有名な歌人だ。神社のパンフレットによると「田子の浦」は「多胡浦」で現在の蒲原吹上浜なのだそうだ。たしか吉原駅の南側に歌碑があったと思うが、富士市民にとって聞き捨てならないことだろう。旧国1に戻り、由比へ。久保田利伸の実家のところから旧道に。由比駅を過ぎ、傾斜地につけられた街道を進む。地元の奥さん達が道端でオシャベリする風景がやけになじんでいる。西倉沢で国1バイパスに出る。堤防沿いのサイクリンロードは本日の最難関となった。海からの風、潮しぶきが体力も気力も奪って行く。なんとか興津に辿りつく。ここにも気になる看板がある。 | ||
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「静岡木ねじ工業協同組合」というのだが、組合が成立つほど会社数があるのだろうか。それとも単なる会社名なのだろうか。疑問のまま先に進む。清見寺で記念撮影をして旧国1を清水へ。辻から旧東海道には入り、清水銀座を突っ切る。狐ヶ崎の丘を過ぎて南幹線に出る。とりあえずの終点・友人宅までは30分ほどで着けた。いつものアポ無し訪問なので「留守」でした。次は先月の山行で気になっていた駒形通りの手羽先を目指す。がしかし、店のシャッターは下ろされたままだった。その後、浅間神社周辺を散策して今日のツーリングは終了した。 推定走行距離60km、5時間15分といったところでしょうか。平地なら1日に100km位は走行可能なことがわかった。 |