地域資源

弊社は「水産加工技術を活用した食べる茶葉・ヘルシースナック商品の開発事業及び販売事業」において、中小企業地域資源活用促進法に基づく地域産業資源事業計画の認定を受けました。

「地域資源」とは?

以下にあてはまるいずれかのものを、地域資源と呼びます。
●地域の特産物として相当程度認識されている農林水産物や鉱工業品
●地域の特産物である鉱工業品の生産に係る技術
●文化財、自然の風景地、温泉その他の地域の観光資源として相当程度認識されているもの
※具体的な地域資源については、各都道府県が策定する「基本構想」によって指定されます。

「地域資源活用事業」とは?

地域資源活用事業とは、中小企業地域資源活用促進法に基づき、地域資源を活用して行われる新商品の開発、生産又は需要の開拓及び新サービスの開発、提供又は需要の開拓に関する事業活動のことをいいます。

以下に、弊社が認定されました事業内容についてご紹介させていただきます。
「静岡茶」や「フルーツ・野菜」を活用した商品づくり

前提

●県内の茶生産農家の多くは収益性の高い一番茶の需要が落込み、飲料用原料として需要が多い二番茶・三番茶等下級茶では海外などの大規模農園との価格競争に巻き込まれて経営環境は厳しく、茶を直接食べる消費等の販路拡大が急務となっています。

●弊社は地域の農水産物を活用した新商品の開発と販売を目的に設立し、長野県の杜仲葉や沖縄県のモズクを活用した新たな商品を地元と協力して商品化し販売してきました。

●緑茶にはカテキンをはじめサポニン、アミノ酸、各種ビタミン、食物繊維等が含まれておりますが、お茶として飲むと30~40%程度の成分しか摂取できません。かねてより静岡茶を原料とする新商品として食べる茶葉の開発を進めてきましたが、開発及び実用化の目処が立ち、成分の総てを摂取できる食べる茶葉商品の商品化を目指すこととなりました。
茶 園

目的

「静岡茶」の新たな販路を開拓すると共に低価格である下級茶及び茶園整枝時に刈落して投棄していた硬葉等低利用資源を有効活用して、付加価値の高い商品に加工することによる地場産業振興を目的としています。

取り組み

取り組み事例
『静岡茶を主原料とする食べる茶葉「お茶スナック」を商品化。』

加工の流れ

パフ・マシン 「もずくスナック」「帆立スナック」「健康お茶スナック」

特徴

茶葉と発芽玄米のみで「健康お茶スナック」を製造。

今後の展開

シリーズ化

新連携のネットワークを構成する沖縄(那覇、宮古島)や北海道でも「健康スナック」を商品化。 空港でのセット商品の他単品での販売を行います。

バリエーション

マイクロ波乾燥機で地域産品を乾燥して「健康スナック」のバリエーションを増やします。
例:苺スナック、蜜柑スナックなど

地域のフルーツや野菜を活用した商品づくり

静岡県商工会連合会様の新商品づくりに協力

ふりーらフルーラ 「ふりーらフルーラ」 の商品開発における技術提供

認定事業への取組体制

乾燥機械

弊社ではマイクロ波減圧乾燥機を使用しております。
色や香りを損わない「膨化乾燥システム」の前期乾燥の小型試験機です。

社内の小型試験機
「乾燥トマト」 「乾燥柿」 「乾燥イチゴ」と「乾燥ミカン」
今後、上記乾燥技術を活かした様々な商品を開発していき、商品情報に掲載させていただきますので、再度当サイトへ訪問下さい。