フコイダンとは、多糖類の仲間で海藻(もずく、こんぶ、わかめ等)に含まれています。
海藻独特のヌルヌル成分がそれにあたります。
フコイダンの構成は、それぞれの海藻によって異なりますが、基本的の構成は
フコース、硫酸化フコース、その他の糖が連結した総称がフコイダンです。
おきなわもずく"のフコイダンについて
→沖縄もずくに含まれるフコイダンはフコース・硫酸化フコースからなり、
その他の糖をほとんど含まず、なおかつ含有量が多いのが特徴です。
1.抗がん作用 | ●アポトーシス誘導作用 フコイダンには細胞のアポトーシスを誘導する働きが最近の研究の中で報告されています。 アポトーシスとは細胞が元々持っている自殺プログラムのことで、 オタマジャクシが蛙になるときに、尻尾が無くなる現象のことです。 がん細胞はそれを忘れてしまったといわれています。 フコイダンはがん細胞と一緒にするとがん細胞をアポトーシスに導きます。 |
●ネクローシス(壊死) ネクローシスとは直接がん細胞に作用する働きのことです。 フコイダンががん細胞にネクローシスを起こしているであろうという 研究者の見解もありますが、まだ詳しいことは現在研究中でありわかっていません。 |
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2.坑潰瘍作用 | フコイダンは、ピロリ菌から胃を守り、胃潰瘍の予防及び治療に効果があるといわれています。 |
3.整腸作用 | 食物繊維が腸のお掃除をしてくれることは一般に知られていますが、 実際は食物繊維が腸内の善玉菌の栄養素となり、腸の働きを活性化しています。 フコイダンも食物繊維ですから同様の働きが期待できます。 |
4.その他の働き | 血液凝固抑制作用(動脈硬化予防)、低コレステロール作用、 坑酸化作用、坑ウィルス作用、坑HIV作用、坑アレルギー作用など 様々な作用について現在研究中です。 |