AUDI TT A


トップへ
戻る
前へ



2024年05月07日
ビビり、キシミ音対策

        パイプ類の対策を除き、ほぼリセット状態となったTT。
        気兼ねなく乗れる様になって、気になり始めるのが、ビビり、キシミ音だ。 車内が静かな分、非常に気になる。
        未だに、トランクルームから聞こえて来る。 また、助手席下方からも異音が聞こえる。 

        トランクルームからの異音は、シェルフパネルの他に未だ有る。以前シェルフパネルを分解してパッキン等を貼り合わせたが、これでも
        キシキシ音が出ている。 対策に抜けがある事は確か。 パネル短辺側を手に持ち、軽く捻ってみると、簡単に音が再現された。
        キシミ音の発生する部分は、何処かと注意深く探して行くと   ......   これか !   これには気が付かなかった。
        存在すら、見逃していた。 それは、長辺側に鉄角材が仕込まれていた。 恐らくは、トランクを閉めた時の圧力でシェルフパネルが
        跳ね上がり防止と、凸凹道走行中の パタツキ防止、 シェルフパネルの強度確保の為に入れられたものと思う。





        確かに、パネルを持った時、何故か重いと感じていた。 この鉄角柱の為だったとは。
        角柱2本を取り外した後、パネル短辺を持ち捻ってみると、キシミ音はしない。 下画像の溝の部分に この角柱が嵌め込まれている
        のだが、隙間が有り周りのプラ部と擦れあって、キシミ音を発生させていた。





        完全に固定させるため、角柱表面にシリコンシーラントを薄く塗布した後、圧入した。 これで、捻った時のキシミ音は皆無となった。

        さらに、もう一ヵ所。 シェルフパネルをリアハッチに固定する部分。 ここも、パネル上側の化粧板と擦れて音を立てていた。
        ここには、フェルトを両面テープで張り付けた。


 


        以前、パネル内部に張り付けたパッキン材は全て取り外して、組み立てる。 捻っても、揺すっても異音は発生しなくなった。



        さて、お次は。 リアハッチの化粧パネルを押していくと、テールゲートロック部当たりのキシミ音が酷い。 このパネルを外そうとしたが
        クリップがキツク断念。 クリップはガッチリ嵌っているのだが、クリップサポート部の隙間がガバガバらしく、化粧パネルは持ち上がり
        数mmの隙間が開く。 異音発生場所は、クリップ部隙間間の擦れ音と、化粧パネルとリアハッチの擦れである事を確認出来たので
        化粧パネルを持ち上げて、その隙間にスポンジを挟み込んだ。 これで、クリップ部にテンションが掛かり、バタつく事は無くなった。






         トランクを閉めて、上から押してみると、ここにも異音発生場所が有った。
         下の3箇所。 以前、シリコンスプレーを吹いていたが、やはり一過性の対策だった。 シリコンでは、持続性が低い。





         ここは、下のコート剤を使用した。





         後は、念の為トランク下のテンパータイヤと工具が収まった所のガタ付きを見たが、問題は無し。 これで、トランクからの異音が
         無くなれば嬉しいのだが。 




         さて、助手席下方からの異音だが、これは簡単に見つかった。 ホルダーの径が大きく、発炎筒が遊んでいた。
         それよりも、買い直さなくっちゃ  ......  疾うの昔に期限切れだった





         ここも、フェルトを切って両面テープで張り付け、ガタ付きを抑えた。





         これで、少しは静かになるだろうが、静かになった分、他にも聞こえて来るんだろうね。




2024.5.16日 更新


         まだ助手席側から、キシキシと音が聞こえる。 サイドパネルを押すと聞こえるが、その内側も怪しい。
         パネルを外して、内部のパネルを押してみると、ここが異音発生の根源だ。 で、よくよく見てみると、組み方が変。
         下写真の四角で囲ったリブが金属固定板の前面に出ているのが正しい状態( 下写真の状態が正解。 ネジ無しで
         ところが、2箇所共に、固定板の後方に有った。 これでは、固定出来ず宙ぶらりんの状態。 以前グローブボックス内のスイッチを
         直した際、間違って取り付けてしまった様だ。





         また、上側には緩衝材が有るが、下側には無い。





         これでは、上側と下側に段差が出来てしまうので、キシミ音の発生原因となる。 下側にも、3mm厚の緩衝材を貼った。





         内枠を取り付けて、各部を押してみるが、異音は無し。








トップへ
戻る
前へ