AUDI TT A


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2024年06月01日
サーボモーター故障

        案の定 サーボモーターが故障した。 
        サーボの動作起点を設定( VCDS )動作時、段々と針が180°付近まで振れなくなり、その角度が減衰していった。
        恐らくは、コイル線の被膜が取れて、ショートしたのだろう。 小指の頭程のモーターに、¥10,000近く掛ける程、お人好しではない。

        燃料残量は、LCDに走行可能距離と、エンプティに近くなるとデカデカとサインが表示されるので、メーターが無くても問題は無い。
        ただ、内部回路に不具合が有ると、これも当てにはならなくはなるが、現状は異常無し。( 回路は簡単なので修復も簡単だし

        しかし、視認性としては燃料計は欲しいところ。 そこで、真面目にフューエルセンダーの特性を見てみる事にした。
        前回は、” 全てが正常に繋がっていない時、電源が供給されないのか ? ” と書いたが、これは間違い。 実際、外付けにトリマー
        を付けて抵抗を変えると、メーターの針は動いた。 なので、電源は供給されている筈。 ( 過去記事の動画が下

https://youtu.be/bFJFmqnudcA


        テスターで測ると、電圧が揺れている   ......   これは  .....
        オシロを繋いで見ると、思った通り周期的に電源を断続させる制御を行っていた。 それが下であるが、128ms周期で2msだけ
        電源をONさせている。 その2msの区間だけ、フューエルセンダーの出力値が出ていた。



< 燃料 empty  センダー抵抗値 : 282 Ω >


< 燃料 middle  センダー抵抗値 : 170 Ω >


< 燃料 full  センダー抵抗値 : 59 Ω >



         結果を纏めたのが下。 (  抵抗値 = フューエルセンダーの抵抗値 )






         この結果から、市販品の燃料計は使えない。 
         2ms/128msのパルスを積分しても、電圧値の精度は低いだろうし、増幅回路も必要となる。

         作るとしたら、パルス波形の頂点電圧を A/D変換  →  デジタル値の加工  →  表示  となるだろうか。
         表示のさせ方に工夫が必要。 

             LCDにパーセント表示させる ?    マイコンのポート数が必要。 自ずとデカくなる。 ただ、視認性は一目瞭然。
             LEDバーを使う ?      マイコンのポート数を減らすには、D/Aが必要となる。 視認性は良い。

         やるか やらないかは、気分次第。





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