| エンジンを掛けて、オイル投入口を半開きにすると .... 蓋がカタカタと音を立てながら踊っている。 クランクケース内のブローバイガスを抜く経路に問題がある様だ。 現状は、吸気系、エンジンブロック等からのオイル漏れは無いし、アイドリングに乱れは無いので、正常と思っていた のだが。
マニュアルを見ると、下の赤〇に関連部品が有る。 19番: PCVバルブ、12番: プレッシャーレギュレータ、その他配管。 配管を調べるが問題は無さそう。 19、12にしても、外したくは無いのが心情。 特に19を外すとなると、上部にナイロン(ポリアミド)系の 樹脂チューブが3本集合している場所がある。これを外して横に避け作業エリアを確保させるとなると .... 樹脂チューブが折れる可能性大。
19番のPCVバルブは後回しにして、12番から確認する事にした。 ここも、やり辛い事には変わりはない。 上部には、バルブが2個あり、これを避けながらホースバンドを切断しなくてはならない。( 12番は矢印の下 純正のホースバンドを外すのに苦労する。生憎、ニッパの切れ味が悪いので、悪戦苦闘の40分( 泣
外したプレッシャーレギュレータの口は、クランクケース側がオイリーな状態。これを見ると、下流のPCVバルブは 完全には閉じてはいない( 開いたままかも知れないが )状態で有ることは解る。
内部構造は ? で、見てみると、単純な構造だった。吸気側(スロットル側)の圧力に因って、内部のバルブ 赤線で書いた板(円形板)が、バネに打ち勝って上下運動するだけ。( 因みに黄色〇で示した穴は、常時開いている 吸気系の圧力に因って、バルブとの隙間の間隔が変わるので、ブローバイガスの吸入量が変わる仕掛け。 黄色〇は、バルブが完全に閉まっても、最低限のブローバイガスを吸引する為の穴か。( アクセルON/OFFの 急激な変化対応もあるか
固着していないかを調べる為、検証。クランクケース側の口をビニールで塞いで、バルブの動きを見える様にした。 吸気側は、注射器を繋いて吸引、圧縮をさせる。
下が動画だが、見え辛いと思う。 管口の左側に、バネが見えている筈。 伸縮しているのが解るかと思う。
https://youtu.be/WFPY6a4LvWw
これで、プレッシャーレギュレータは無実となった。 となると、PCVバルブか ....... 部品は注文したが、気が重い .....
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