| 内装は、20年物とは思えない程 綺麗な状態なのだが、2箇所 処理をする事にした。 それは、ステアリングコラムの化粧塗装の剥がれと、シフトSWのベタ付きで、 ヨーロッパ車 定番で発生する事象。 昔のイタ車は、何処もかしこも ベタ付きが酷く、難儀したことを思い出した。
コラムは、上下分割となっているので、ネジを取り外していく。 上側は簡単に外れたが、下側はステアリングを外さないと外せない。 下側は、後々処理をする。 ゴム手袋をして、親指で表面を擦る事10分程で、簡単に剥がれてしまった。 このままにするか ..... いや、似た色で塗装を した方が良さそうだ。 ここだけ、黒々としているのは不自然だ。
試しに、処理した上側を置いてみると、 やはり黒では駄目。 不自然過ぎる。
お次は、ベタ付いているシフトSWの処理を行う。 イタ車の塗料とは異なる様で、指に塗料が付く程の粘着きではないのだが、指が 引っ付く感覚は、気持ちの良いものではない。
キムワイプを千切って貼り付け、半田フラックス除去剤(アルコール主)を吹き付けた後、1〜2分程放置。 その後、拭き取る。 3回繰り返す。
表面は、スベスベな状態になり、+−の表示もクリアとなった。
2023.11.20日 更新
下側のコラムを外すことにした。 ステアリングを外さなければならないので、面倒だ。 作業中、エアバックとシフトSWのコネクタを抜かねばならない。 コネクタ形状を残して置く。
シフトSWのコネクタを抜く : ホルダー上部にノッチが有り、これでロックされている。 エアバックのコネクタを抜く : 青矢印のつまみを両側から押すと解除される。
一方、ステアリング側のエアバック端子は、下画像の様に、ロック端子を上に引き抜けば解除される。( 下画像は引き抜いた状態
ステアリングのセンターロックナットを外す。
これで、やっとコラムを外す事が出来る様になる。
外したコラムの剥げた塗料は、スクレーパーで削ぎ落した後、残留分は紙やすりで表面を整える。 その後塗装。 これで、みすぼらしさは無くなった。
|
|
|