AUDI TT @


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2023年12月01日
燃料系の確認


        エンジン始動時、即座にエンジンが始動せず、2秒程掛かる。 ( セルが、キュンキュンキュ エンジン始動の感じ 
        キーを捻ったら、即座にエンジンが掛からない理由として、点火系もあるが、ここは既に見ている。 残るは、燃料系だ。
        原因は、正常な燃圧が掛かっていないと推測。 ( まあ、インジェクターも外せないが ) 正常な燃焼は、重要なので解決しないとね。

        まず、燃圧を計って見ることにした。  下画像の赤〇に燃圧計を挿入させるのだが ....... ( 青〇は燃圧レギュレータ





        拡大が、下画像。 黄色〇のホースを外し、燃料計を挿入しなければならないのだが、こんな極小部  ..... 手が入るか !
        外すためには、フューエルラインを取り外す必要がある。( = インジェクタ取り外し )  
        後々のメンテを考えて、リターンパイプを左側にオフセットさせ設置させるとか、リターンパイプを下側にするとか出来なかったものか。






        燃圧計の測定は止めた。 燃圧レギュレータ、燃料フィルターは入手出来る。 まずは、可能性の高い燃料フィルターの交換をする事
        にした。

        燃料フィルターの設置場所を探ると、右後輪の前方にあった。 ただ、そこにはアンダーカバーが有るので取り外す。
        M6のナットを順調に外して行くが  ......  2箇所がねえ     ナットで止めてくれないかな !
        対抗する2穴に、ラジペンの先を差し込み、回す事30分掛かってやっと外れた( 泣ける


 


         前オーナーが苦労した痕跡があった。 赤〇の部分が破壊されていた。 無理やり 引っ張って外したんだろうね。





         粉塵を浴びながら、やっと取り外したアンダーパネル。 





         これで、やっと燃料フィルターにアクセス出来る様になった。 フィルターを見ると、表面は白錆びが浮いており、かなり経過した様子が
         伺える。ひょっとしたら、一度も交換していないのかも知れない。





         さて、交換するか。





         作業前に、燃ポンのヒューズを外し、燃料キャップを外して置く。 そして、3回程イグニッションをONさせる。
         これで、フィルター交換の際、吹き出す燃料の量を抑える事が出来る。

         さて、燃料ホースのカプラーを外す。 最初は、インジェクター側から行う。 こちらは、スペースが有るので、カプラープライヤーが入り
         簡単に外せた。 外れたら、即座に新品のフィルターを差し込む。 流れ出た燃料は、10cc程か。 
         フィルターはワンウェイ( 燃料タンク → イグニッション )なので、燃料タンク側の口からは、漏れ出ない。





         後は、燃料タンク側を外せば終わりなのだが、こちら側の作業スペースは、非常に狭い。 手持ちのカプラープライヤーは柄の部分が
         長いため、非常に苦労した。 他のコネクタ外しにも使えるので、柄の短い物も揃えるべきだ。





         燃料タンク側のカプラを押し込み、フィルターを固定して終了。








         さて、外したフィルターの状態は、如何に ?





         検証です。 インジェクター側に、圧縮用の注射器をセット。 ワンウェイなので、反対側( 燃料タンク側 )には、燃料が吹き出さない
         のが正常。





         結果が、下の動画。


https://youtu.be/vvK2jaY5dCw



         予想通り、壊れていた。 これじゃ、エンジン始動時に、フィルター 〜 燃圧レギュレータ 間に、正常な燃圧が掛かる訳がない。
         当然、インジェクターから吐出される燃料は少なくなってしまう。

         お楽しみのエンジン始動だが、 0.7秒程となった。 これで、正常 ?  とはならない。 
         セル回った直後にエンジン始動( コンマ数秒 )が、正常と思う。 後は、燃圧レギュレータで若干リークしているか、インジェクター
         の漏れ/詰まりかだね。 これは、追々 詰めるか。





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