AUDI TT @


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2023年12月08日
エラー多発


        エンジンを掛ける度に、何かしらのエラーが発生する状態となった。 それも、異なったエラーが出現する有様。
        悩まされたのが、トランミッション アウトプット スピードセンサーのエラー。 これが数回出ると、メーター上に エンジンマークが灯る。
        ECU上のエラーは消せるのだが、トランスミッション上のエラーは消しても、即座にエラーが再発する状況。
        また、トランスミッション 回転数センサーのエラー。 これは、数回続けて出た後、出なくなったりとか。
        いずれのエラーも、ミッション関連のエラーなので、2速縛りの現象が出るらしい。 しかし、実際には、問題なくシフトアップ/ダウンする。
        エンジンマークが灯っているので、2速縛りにならないのも、おかしな現象だ。 兎も角、ミッション系のエラーが真ならば、センサーは
        オイルパンの中なので、ATF抜いて、オイルパン外して、バルブモジュール外して、ハーネス外して、やっと取り出せる様になる。
        絶対やりたくない作業となる。
        他にも、バッテリー関連、ターボ関連と、エラーが出ていた。 実に不可解な現象。 

        総合的に考えると、個別に発生しているエラーは、その部品が壊れている訳では無いと考えた。
        原因として考えられるのは、電源、配線/コネクタ等の接触不良だろうか。 電源系なら、様々なエラーが出ても不思議ではない。
        まずは、邪魔なバッテリーを取り外す。 これが場所塞ぎで、撤去しないと部品が見れない。( バッテリーもデカイが、ケースもデカい


< バッテリー ケース >



        ケースを外すと、直下に3箇所 GND ポイントが有った。 ナット表面が白塗装されていて、剥がれは無し。 と、言う事は
        一度も外されていない事を物語っている。 これが良いかどうかと言えば  ...... 臨機応変であるが、20年経過で形跡無しは
        頂けない。 ( 様子を見てみるか    ナットの緩みは無し。 ただ、配線端の圧着端子表面は、酸化していた。 
        ナット直下の端子表面に輝きは無く、ボディー面も くすんでいた。 これらを処理し締結。 抵抗値も0.1〜0.2Ω程も下がった。





        続いて、手が入るコネクタを抜いては、端子の処理を繰り返した。





        作業をすると、パイプの数にはウンザリする。 大気圧を多用しているエンジン制御  ..... こんなんで良かったのか この時代は。
        今後、これらのパイプ劣化対応に追われるのかな〜


        作業を終わり、効果が有ったかどうかチェックする。 エンジン ON/0FFを繰り返して、エラーをその都度見ていくが、2回目以降
        エラーの発生は無くなった。 60km程ドライブをした後見てみたが、エラーは無し。
        予想は当たっていた様だ。




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