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エンジンを掛ける度に、何かしらのエラーが発生する状態となった。 それも、異なったエラーが出現する有様。 悩まされたのが、トランミッション アウトプット スピードセンサーのエラー。 これが数回出ると、メーター上に エンジンマークが灯る。 ECU上のエラーは消せるのだが、トランスミッション上のエラーは消しても、即座にエラーが再発する状況。 また、トランスミッション 回転数センサーのエラー。 これは、数回続けて出た後、出なくなったりとか。 いずれのエラーも、ミッション関連のエラーなので、2速縛りの現象が出るらしい。 しかし、実際には、問題なくシフトアップ/ダウンする。 エンジンマークが灯っているので、2速縛りにならないのも、おかしな現象だ。 兎も角、ミッション系のエラーが真ならば、センサーは オイルパンの中なので、ATF抜いて、オイルパン外して、バルブモジュール外して、ハーネス外して、やっと取り出せる様になる。 絶対やりたくない作業となる。 他にも、バッテリー関連、ターボ関連と、エラーが出ていた。 実に不可解な現象。
総合的に考えると、個別に発生しているエラーは、その部品が壊れている訳では無いと考えた。 原因として考えられるのは、電源、配線/コネクタ等の接触不良だろうか。 電源系なら、様々なエラーが出ても不思議ではない。 まずは、邪魔なバッテリーを取り外す。 これが場所塞ぎで、撤去しないと部品が見れない。( バッテリーもデカイが、ケースもデカい
< バッテリー ケース >
ケースを外すと、直下に3箇所 GND ポイントが有った。 ナット表面が白塗装されていて、剥がれは無し。 と、言う事は 一度も外されていない事を物語っている。 これが良いかどうかと言えば ...... 臨機応変であるが、20年経過で形跡無しは 頂けない。 ( 様子を見てみるか ナットの緩みは無し。 ただ、配線端の圧着端子表面は、酸化していた。 ナット直下の端子表面に輝きは無く、ボディー面も くすんでいた。 これらを処理し締結。 抵抗値も0.1〜0.2Ω程も下がった。
続いて、手が入るコネクタを抜いては、端子の処理を繰り返した。
作業をすると、パイプの数にはウンザリする。 大気圧を多用しているエンジン制御 ..... こんなんで良かったのか この時代は。 今後、これらのパイプ劣化対応に追われるのかな〜
作業を終わり、効果が有ったかどうかチェックする。 エンジン ON/0FFを繰り返して、エラーをその都度見ていくが、2回目以降 エラーの発生は無くなった。 60km程ドライブをした後見てみたが、エラーは無し。 予想は当たっていた様だ。
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