AUDI TT @


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2023年12月22日
水温センサー エラー

        水温センサーのエラーが出た。 一つの温度センサーモジュール内に、エンジン制御用と、メーター表示用の、2種類のセンサーが
        格納されている。 ややこしいのは、エラーはどちらか ? 





        マニュアルを読んでみると、G2 : メーター用   G62 : エンジン制御用の様だ。
        なので、今回のエラーは、メーター側で間欠的に電圧が途絶えたと言うエラー。 そこで、電子回路図を追ってみると

        メーター表示用のコネクタ番号 −>  1番( 配線色 VIO )  2番( 配線色 BRN/WHT )でGND接続。

            因みに、エンジン制御用は、下記。
            エンジン制御用のコネクタ番号 −>  3番( 配線色 GRY/YEL )  4番( 配線色 BRN/BLU )でGND接続。

        原因は、@ センサー故障、A 接触不良、B メーター内のプルアップ抵抗の不具合の、 いずれかとなる。
        恐らくは、Aだろうと推測する。 二番目は、@、 BはAUDIで有り得るか?( エリなら実際に有ったけど

        接触不良は、センサーコネクタ、メーターコネクタだが、弄りやすいセンサーのコネクターを洗浄した。 結果、今の所再発は無い。


        < 補記 >

        マニュアルを読んでいると、面白い記事が有った。

        ” 実際の冷却水温度が約 80 °C から 100 °C の間である場合、メーターの表示は、常に 90 °C を示します。 ”

        と言う事は、80℃未満と100℃を超えた場合は、リニアな温度表示となると言う事。 メーター上の表示は、デジタル表示ではない。
        90℃を超えた時は、既に100℃に達している状態なので、気を付けていないと 即ヤバい状況になる訳だ。







        < メーター系のセンサー特性 >

           冷却水温度90℃: 約 110 Ω
           冷却水温度120℃: 約 50 Ω

           室温のデータは無し。


        < 水温センサーのコネクタ >








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