| エンジンルームを観察すると、インジェクターの挿入部が黒い。 凹部なので粉塵が溜まっているのか? と思ったが、それにしては 油成分で黒くなっている様に見えた。 と、なると、吹き返しか。
インジェクタのカプラ、燃圧レギュレータの負圧パイプ、温度センサーのカプラを外して、最後に燃料レールを固定しているボルト2本を 外す。後は、インジェクターごと引き抜く。 インジェクターの先端には、吹き返し防止のOリングが有るので、引き抜く際には多少の抵抗感が有る。 それが、余りなく抜けた。
インジェクターを見ていくと、 1番が特に汚い状態だった。 インジェクター先端は固形化した油で覆われていた。 それに比べ、2 〜 4番は、それ程汚くはなかった。
< 1番 > < 2〜4番 >
インジェクタの型番を載せて置く。
本来なら、ここでインジェクタを抜いて、洗浄に掛けたい所。 しかし、インジェクターの給入口の径が手持ちの燃料レールに合わない。 そこで、レール毎抜いて洗浄しようとしたが、レールがパイプから外れない。経年変化でガッツリと固まっていた。下手に外せば裂ける 可能性が有るので、止めた。 中古のレールを探してみたが、意外と高いんだよね。 これは、後で考えよ。
まずは、インジェクターの挿入口が汚いので、掃除機で吸引しながら洗浄。 インジェクタ自体も洗浄後、Oリングの状態を確認。 交換すべきだが、未だ弾力が有るのでそのまま使う事にした。 インジェクターの動作洗浄が出来ないので、吐出口だけはアルコールで 洗浄はしておいた。 組み上げに際しては、 インジェクターのOリング部にグリースを塗布して吹き返しを防止。
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