AUDI TT @


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2024年01月23日
グローブボックス ライト

        昼夜問わず、このライトは蓋を開けたら点灯して欲しいのだが、スモールランプ、ヘッドライト点灯時だけ、点灯する仕様。
        しかし、昼間でも この中は暗い。 私は、ここに細かな物を入れているので、ハンディーライトで照らす必要があり、不便なのだ。
        図面を見ても、ライトスイッチから電源を供給されている。 これを、配線を変えてACC ON以降で点灯させれば、使用勝手が良い。






        そこで、配線を変えようかと、サイドパネルを外すと .......  スイッチ(黄色□) が、ホルダー(赤楕円)から外れて、奥の隙間に
        嵌っていた。





         ホルダーから外れると、スイッチの状態は、ONのままとなる( 下写真の左側 )。  トレイが閉まった状態が、下写真の右側。
         指先を差し入れているのだが、電極が離れてOFFとなる。ホルダーに嵌っていれば、トレイが閉まると電極間に絶縁板が嵌る構造。
         ( 1個飛ばして次の写真 )
         問題なのは、電極が ” 剥き出し状態 ” で有る事。 このスイッチには、グローブボックス内の電球と、アッシュトレイ内の電球に
         供給する電流が流れる。 電球のワット数を見てはいないのだが、各電球5(W)とすると 0.8(A)も流れる。
         兎にも角にも、絶縁処理をしていないスイッチを使用している事自体が、常識を逸している。


 


        仮に、外れたスイッチの電極が、シャーシに当たったら、即ショートとなる。 何とも、危ない設計をしている。
        普通、この辺に使うスイッチは、レバー付きのリミットスイッチか、ホールICを使うはずなのだが、奇天烈なスイッチを使っている。
        構造も複雑になるし( = 故障率 UP )、このスイッチ自体 高そうだ。





         スイッチをホルダーに嵌め直して、蓋を閉めた状態が下写真。 電極間に絶縁板が嵌って、電極が離れた状態( OFF )となる。





         では、何故ホルダーからスイッチが外れたのか ?  原因は、ホルダーの隅が割れていたから( 下写真 )。
         構造的に、無理な力が掛かった形跡が有る。 蓋の開け閉めで、絶縁板の位置が左右にズレれば、電極に当てってしまう。
         その結果、ホルダーの破壊と共に、脱落のシナリオ。 





         根治は、スイッチ自体を変える事以外には無い。 今は、面倒なので、JB ウェルドで補強をして置いた。 
         当然だが、電極の表面には、絶縁コーティングをして置いた。





         さて、主目的の電源を ACCに変える事だが ...... グローブボックス下側を外さないと出来そうにもない。
         スイッチ自体を変える際に、やる事にする。





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