| VCDSで、エンジンメニューから冷却ファンを駆動出来るか ? と期待薄で、アウトプットテストを行ったみた。 結果は、駄目。 やはり、ECUと繋がっていない異常なシステムが露見した。 図面でも、ラジエータファン制御モジュールは、エアコン システムと、コンプレッサー駆動が繋がっているのみ。 ならば、コンプレッサーが動けば、ファンも駆動するかも知れない。 そこで、エアコンメニューから実施してみたが、こちらも駄目。 何なんだろうね このシステムは。
アウトプットテスト実施中に、お土産が出て来た。
------------------------------------------------------------------------------- Address 08: Auto HVAC Labels: 8N0-820-043.lbl Part No: 8N0 820 043 A Component: TT-KLIMAVOLLAUTOMAT D03 Coding: 00241 Shop #: WSC 01236 VCID: 285834EBC8F7FA02C6-258C
1 Fault Found: 00604 - Potentiometer Positioning Motor for Air Flow Flap (G113) 30-10 - Open or Short to Plus - Intermittent ------------------------------------------------------------------------------
どうやら、フラップの位置決め用のセンサーに不具合が有るみたいだ。 調べて見ると Air flow flap motor( B )内のポテンショメーターに、不具合が有る。
Air flow flap motorは、エアーフローフラップ( A )と、室内/外切り替えフラップ( E )を動かしていると。
恐らくは、ポテンショメーターのみの交換は出来ず、モーターAssyの交換となるだろう。 交換するにしても、分解作業は大変。
エラーはクリア出来たので、室内/外のスイッチを押すと、フラップの動く音が聞こえた。 アウディのOBDシステムも信用出来ない。 サンプリングタイミング、検出電圧の閾値、判定アルゴリズム等が、ショボいのかね。
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