AUDI TT @


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2024年02月09日
クラック

        本日、フロントウィンドーに、何やら光る物を見つけた。 近寄って見ると .........
        クラックが入っているではないか !  昨日、フロントウィンドーの拭き掃除をした時は、無かった。 有れば絶対に気付く筈。

        元々 小さなクラックが入っていて、気温差で ペキッ と、いったのだろうか ?
        これでは、次回の車検は通らない  ......  さて  どうするか ?
        ウィンドー取り換え ? それとも、 売り払う ?






2024.2.11 日 更新



        クラック発生の素因は、どうやら下端に見える引っかき傷が誘因と思われる。 が、 こんな傷でクラックが発生するのか ?
        劣化している骨董品だから仕方無いのか  .......  
        気を取り直して、換えのガラスを探すと、即座に見つかった。 新品で、安い  ....  骨董品だからのメリットも有るね。
        取り替えを第一に考えているが、それまでの期間は車は動く。 となると、走行時にクラックが進行すると、見辛くなる。
        そこで、webを徘徊すると、ポピュラー(?)な対処品が有った。 これを、注文した。




        裏面を見ると、やはり中華製。 UV硬化樹脂を注入して、UVを当てて硬化させる物。 




        まあ、クラックが進行しなければ、何でも良い。 作業を始めようとするが、ワイパー邪魔だ。
        ワイパーアームを取り外そうとするが、これが外れない。 マニュアルを見ると、TTSが必要ですと ?  そして、注意書きが有った。
        なので、ウィンドスクリーン カウルは外さない事にした。 ( これ以上、クラックが進行しては叶わない





        仕方がない、TTSを作るか。 どうせ、ワイパーアームを外す時も来るだろうから。





        ワイパーアームの付け根にセットして、ナットを締め込んでいく。





        ちょっと締め込んだだけで、呆気なく抜けた。





         さて、ようやく本来の作業が出来る。 説明書を読んでみると、レジンを流し込んだ後、フィルムで覆って空気を抜く。
         さらに、クラックに入った空気をレジンと入れ替える為に、付属の吸盤を使って吸引すると。 要は、クラックにレジンを満たせればOK。
         ならば、ガラス裏面から吸引出来れば、さらに有効かな ?  掃除機を用意したが、狭い場所なのでノズルが入らない。
         残念だが、ガラス表面から空気を追い出すしかない。
         実際やってみると、吸盤を引き上げながらクラック表面を見ると、白く反射していた所( 空気が入った所 )が、レジンが入って行くに従い
         透明になって行く様子が解る。





         クラックにレジンを浸み込ませた後は、紫外線を当てる必要があるが、生憎今日は曇りだし、ガレージから出す際にクラックが進む
         可能性もあるので、プリント基板作成用の露光機を使用する。


 


         30分照射して、硬化した。 





          フィルムを剥がしたら、付属の剃刀で硬化したレジンを削いでいく。





          肉眼では、ほぼ見えない状態にはなった。 ただ、斜めから見ると、やはりカーブしたクラック部は光って見える。
          これが、仮にアクリルなら、全く見えなくなるんだろうね。
          車内 助手席に座ると、はっきりクラックは見えてしまう状態だ。 まあ、こんなもんだろう。







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