| フロント ウィンカーが暗い。 これで、視認性を確保出来ているのだろうか? 電球が黒く劣化しているのか ? まずは、外して確認してみるが、劣化は見当たらない。 電球は、H21W ハロゲン球。 そこで、ハイフラッシャー対応のLEDを注文したのだが .... 見事にハイフラッシャー現象が出た。
H21W タイプのLEDは、ハイフラッシャー対応品が見当たらない。 抵抗を付けるのは、馬鹿らしいし、 さてどうしたものか。 ハザードスイッチに、フラッシャー機能が内蔵されていると言う風変わりなシステム。 この回路中の常数を換えれば対応は可能と 思うが、外すのが面倒だ。 この際、S25タイプを実装出来る様にソケットを変えるのが妥当か ?
< 備忘録 >
ハザードスイッチ内には、フラッシャー制御用のIC U6043B(Atmel社)が実装されている。 正常な点滅動作をさせる為には、各球1(W)以上が必要。 使う電球の消費電流に従い、シャント抵抗(R3)を調整すれば良い。 下に、データシートを要約したものを載せて置く。
現状は、フロント : 21(W)×2 、 リア : 10(W)×2 、 サイド : 10(W) とすると、 総ワット数 = 72(W)。 ランプ切れの閾値を半分とすると、シャント抵抗R3は、 43mA/ 3(A) = 14mΩ となる。
一方、今回購入したLEDは、0.16(A)の消費電流だった。 ワット数は、1.9(W)となる。最低ワット数(1W)はクリアされるが シャント抵抗が14mΩの為、ランプ切れ検出に引っ掛かり、ハイフラッシャー現象が出てしまった訳だ。
仮に、全ての電球をLEDに換える場合だが、LED電球一個の消費電流を全て0.2(A)とし、電球総数8個で計算すると ..... シャント抵抗R3を、 43mA/ 0.9(A) = 47mΩ に換えれば良い。
< データシート 要約 >
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