|
古びたキーケースを新品に交換しようと、Ali expressで注文していた物が届いた。 ケースのみだと、4月中旬になるとの事だったので、キーレス基板+トランスポンダーが入った物を注文した。 当然、キーレス基板とトランスポンダーは使い物にはならない。 商品仕様には、" キーレスは TT8n用 " と謳っていたが 送信アルゴリズムを組み込める筈が無い。 この点、中華らしい商品と思う。
本機を分解して、新しいケースにオリジナルのキーレス基板をセットする。 次は、トランスポンダーを入れ替えるだけ。 ピンセットで、トランスポンダーの端を持ち上げて見るが、全く持ち上がる感触が無い。 デジスコープで見てみると ......
おいおい、接着されているよ。 1個下の画像を見てもらうと、普通は嵌め込まれているだけなのだが、接着しているとは。 仮に、ケースに熱が掛かった場合、 接着 = 膨張係数の差で、トランスポンダーを包んでいるガラスが割れる事が有るのだが。
古いケースを切れば、トランスポンダーは取り出せるだろうが ..... そこまで手間を掛けたくはない。 なので、キーレス部のケースは新品に、トランスポンダー部は、旧品で合体させた。 これで、十分だ。
2024.3.5日 更新
とは、ならなかった。 新旧が混じったケースは、若干の寸法差が有るので、継ぎ目が凸凹状態となる。 そして、テカッタ旧品と梨地仕上げの新品が 合体してるのも違和感が有る。 やはり、トランスポンダーを取り出して、新品に載せ替える。 下画像の〇部は、肉厚が薄い。 ここに、軽くカッターで切り込みを入れる。 その後、ラジペンで下画像の様に挟む。 ただ単に挟むのではなく、挟んだり止めたりを最初は軽く、徐々に力を入れて行く。 すると、小さくパキッと音がする。 これが、接着開放の合図。 後は、ピンセットで取り出せた。 時間にして、1分程で終了した。
下左が、新品ケース。 旧ケースは、テカッテます。 見た目は良くなった。 しかし、黄色□内のキー先端が浮く状態。 この辺が、中華製の品質。 ケースに細かく手を入れて行けば、恐らくは きっちり収まるとは思うのだが。
|
|
|