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４万ｋｍ程しか乗っていない車両なのだが、２３年も経っているので、インジェクターの状況は良くはない筈と推測。
取り外して動作テストを行った。 その前に、購入していた新品のインジェクターの動作試験も行った。 理由は、正規ＯＥＭ品では無く
手に入ったのは、中華製のＯＥＭ品。 正直な所、不安を払拭したいが為。
お手製の試験装置に、新インジェクターをセット。 流す液体は、インジェクター クリーナーを使う。
使用しているポンプ圧が低いので、霧状にはならないが、元気に４穴から噴射していた。
新旧比較を試しにやってみると、旧品は、ノズル直後の噴流径とでも言うのだろうか、これが太く ノズルに、まとわり付いている。
下写真の旧品は、未だ噴射の勢いが良かった物だが、旧品中 一本だけ不具合の有る物が有った。
試験は、アイドリング状態 ～ ６０００ｒｐｍ まで、４段階で噴射状態を変えれるようにしている。 アイドリング時は、まだ良いのだが
６０００ｒｐｍでの噴射状態は、ノズル直後が玉状になってしまい、まともな噴射状態でなくなっていた。
そこで、モードを洗浄に変えて暫く放置後、再テストしたのだが、やはり不具合の有る一本は復帰しなかった。
恐らくは、ソレノイドバルブの不具合で、開閉速度が追いついていないと推測する。
旧品 ４本 洗浄後のクリーナー液を見ると、細かな粉塵が流れ出ていた。 インジェクター内は、これだけ汚れている。
新インジェクターの耐久性が気にはなるが、少しでも燃費が良くなる事に繋がれば嬉しいのだが。
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