エリーゼ(機構関連)


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2023年09月10日
車内空調の配管

           車内空調、変だと思わない ?
           助手席の風量が多く、運転席側が非常に少ない。 助手席に乗る機会の少ない趣味車なら、運転席重視が普通じゃない ?
           マニュアル見ると  .... どう見ても、運転席側の方が距離が短いので、風量が多い筈。
           不思議なのが、中央の吹き出し口でも風量が明らかに違う。 

           開けて調べて見ると、マニュアルに記載された図が異なっていた。
           まず、助手席側 窓側の配管は、チャンバーの横からで、ブロアファン吹き出し口の直近に接続されていた。( 下の赤線 )
           この為、風量は一番多い。
           そして、チャンバー自体の位置は、左に大きくオフセットしていた。 中央の吹き出し口は曲がって描かれているが、実は助手席の
           配管は真っ直ぐ接続され、運転席側は曲がっていた。 この曲がりだけで、風量は明らかに異なる。
           そして、このオフセットされた配置の為、運転席側のパイプがチャンバーから最も遠い配置となっていた。 だから、風量が小と。





           中央の吹き出し口を真正面から撮影したのが、下の写真。 助手席側は、チャンバー内が見える。 しかし、運転席側は配管の壁が
           見える。 配管が曲がっている事が解る。





            中央吹き出し口 右( 運転席側 ) で、チャンバー内を見える角度が下。 これじゃ、風量が少なくなる訳だ。







            運転席側の風量を増やすためには、風量の最も多い 助手席側 窓側の出口を絞るしかない。








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