アメンボ(表面張力の実験) |
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水の表面には、水の分子どうしが引っ張りあって、水の表面を小さくしようとする力が働いている。そのために、水滴が丸くなったり、コップのふち一杯に入れた水がこぼれそうでこぼれなかったりする現象がある。ここでは、普通、水に浮かない金属が、この表面張力のおかげで浮くことを確かめてみよう。 |
(「NGKサイエンスサイト」日本ガイシより) |
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1 材料 |
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1円玉(アルミニウム) |
数枚 |
園芸用アルミニウム線 1mmφぐらい |
60cm |
ラジオペンチ |
1 |
洗面器など |
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2 1円玉を浮かせる (1分間に何個浮かせることができるか) |
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洗面器の水の水面を静かにさせる。 |
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A |
1円玉を乾いた布でふき、静かに水面におく。 |
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B |
これを時間をはかり、例えば、1分間に何個浮かせることができるか、競争する。 |
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※実は、すばやく浮かせる方法として、1円玉をフォークにのせて、静かに沈める方法がある。1円玉が浮いて残る。 |
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3 アメンボ (アルミニウム線)を浮かせる |
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アルミニウム線を、30cmに切り、これを2本用意する。 |
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A |
このアルミニウム線を、水に浮かせてみる。 |
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B |
2本のアルミニウム線の中央をねじっておく。 |
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C |
4つの端を、ラジオペンチを使って、うずまき状にする。(右の写真を参照) |
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D |
たいらな台の上に置き、水と接する面が水平になるように調整する。 |
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※まったく水平でなくとも浮く。 |
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E |
水の上に、静かにおく。 |