身近な電池 U (レモン電池)  → レモン電池に関する資料
1 目的
  身近な果物を使って電子メロディー、LED、ソーラーモーターなどを動かす。
2 材料
 レモン(その他果物、野菜) 数個  電子メロディー
 銅板  (4.5×10cm)  数枚  ソーラーモーター
 亜鉛板(4.5×10cm)  数枚  赤色LED
 導線  豆電球
 紙コップ 数個  電 卓
 ペーパータオル 少々
3 レモン電池の問題点・注意点
@  電子メロディーは、十分鳴る。。
A  内部抵抗の小さい豆電球は、レモン電池の内部抵抗が大きいので、点灯しない。
 ※点灯するものとして、レモン電池用「点電球」「LED電球」が、市販されている。
B  LEDは赤色LEDは、レモン電池を2個、直列につなげば点灯する。
C  ソーラーモーターは、作動電圧が低く、作動電流が少ないモーターを選ばないと回らない。
D  レモンの使い方に、大きく3つある。(電極差し込み法、レモン輪切り法、果樹液抽出法)
4 レモン電池
 レモンに電極を差し込む方法 (レモンが多くいる)
@  銅板と亜鉛版に、それぞれ導線をつなぎ、電子メロディーにつなぐ。
A  レモンにカッターで電極の差し込み口を切る。(右写真)
B  @をAの切り口に差し込み、電子メロディが鳴るか調べる。
C  電極をレモンから抜き、ソーラーモーターをつないで、再び電極をレモンに差し込む。
D  同じように豆電球、赤色LEDについて調べる。
E  Dで点灯しなければ、レモン電池を2つ作り、それを直列につないで点灯するか調べる。
 レモンを輪切りにする方法 (同じ厚さに切れない)
@  レモンの輪切りを直接、銅板と亜鉛版の間にはさむ。(右写真)
A  あとは、Aと同じ実験を行う。
 ※接触面積、直列つなぎを工夫して調べる。
 果樹液抽出法 (最も効率がよいが、果物電池らしくない)
@  銅板と亜鉛版の間に、レモン汁をしみこませたペーパタオルをはさむ。
A  まず、モーターについて調べ、あとは、Aと同じ実験を行う。(モーターもこの方法なら回る)