カナディアンロッキー,湖周遊記

フライフィッシングを趣味とする人であれば、一度は行ってみたい,釣ってみたいと思う
ところがいくつかはあると思います。カナダをその中の一つに揚げる人は多いでしょう。
今回の旅は家族旅行であったため,残念ながらフィッシングを楽しむことはできません
でしたが、カナダの大自然に人生観が変わるほどの感動をもらってきました。
少しでも皆さんに伝わるとよいのですが。 
(写真に指マークが出るものは,拡大版又は他のアングルがあります。)

ボウリバー

フライマンあこがれの流れBowRiver

たちフライマンにとって,一度はロッドを振ってみたい川の一つといえるBowRiver。BowLakeを水源に,ハイウェイの1号線そしてバンフの町にそって流れるこの川は、透き通った水と,力強い流れ,そしてレインボウ,ブラウンなど7種のトラウトを育んでいる。今回は家族旅行のため,本当に残念ながらBOW然とただ見るだけに終わってしまった。しかしその美しさ、力強い流れと周りの木々,私の女房殿はいたく気に入った様子で,左の写真も動く車の中から彼女が撮ったものです。川の中で撮ったようにみえるほど実はハイウェイに近いところを流れています。釣りをするにはライセンスがいりますが,バンフの町で予約できます。
ガイド付きなら「モノドスポーツ」762−4571
「マウンテンフライフィッシャーズ」678−9522
などで。

感動を与えてくれた湖たち               

クリスタルブルーの神秘 Moraine Lake

 事前に見るパンフレットやガイドブックには,必ずといってよいほど「レイク・ルイーズ」がメインに紹介されているのですが,私の感想としては、この湖が最も感動的でした。その透明感のあるブルーの水は,説明のつかない大自然の神秘性を感じさせてくれます。カメラを持った若者が”この素晴らしさはカメラには収めきれない”といって岩の上にたたずんでいたのが印象的でした。そしてまた、その素晴らしさを損なうことのないように配慮された管理体制と人々のマナーの良さにも見習うべき点が多い。いずれにしても,ありのままの自然の素晴らしさには、心が洗われる気がする。

モレイン湖 モレイン湖

ミネワンカ湖 LakeMinnewanka
バンフの町から車で10分程のところにある。ボートでのフィッシングが気軽に楽しめる湖だ。今回はあいにくの雨模様と、時間が無く眺めるだけに終わってしまった。
ヘクター湖 HectorLake
1号線から分かれジャスパー方向に向かい,93号線を少し走ると左手に見えてくる。正面奥には氷河があり、溶けだした水が湖に流れ込む。水の色はミルキーブルーだ。

HerbertLake
93号線へ入ってすぐの左手にある小さな湖。池といった方が適切かもしれないが水の透明度は高く、鏡と化した水面には辺りの景色がくっきりと映し出されていた。レンタカーを使わないと見落としてしまう小さなロッキーの顔。

ハーバート湖 ハーバート湖

LakeLouise
ガイドブックでおなじみの美しい湖。ミルキーブルーの湖水が表現できていないのが残念。光があたったときの美しさはかくべつだ。左右の岩山と正面の氷河とのコントラストはやはり人気No.1もうなずけるものがある。

ルイーズ湖 ルイーズ湖

エメラルド湖 エメラルド湖

EmeraldLake
その名の通りエメラルドグリーンの湖水がとても美しい。右手のロッジ風の建物はレストラン。景観を損なわないように考えられていることがわかる。湖はレストランの後ろの木立の向こう側に回り込んでいて,丘の上からの景色も最高!

ボウ湖 ボウ湖

BowLake
MoraineLakeとともに,今回見た湖の中でも個人的感動の大きかった湖である。土が洗い流されて岩肌がむき出しになっている周りの山々。限りなく透明な,それでいてブルーという湖水。いつまでも眺めていたかった。

ペイト湖 ペイト湖

PeytoLake
今回訪れた中で最も遠く又最も高いところにある湖。左手にある氷河から流れ込む沈積土によって夏から秋にかけては水の色がブルーグリーンからトルコブルーに変わるということでしたが,今回はすでに変わっていて,素晴らしい景色でした。

木ライン

番外写真

バンフスプリングスホテル

タカカウ滝

かの有名なバンフ・スプリングス・ホテル
我々はここには泊まれなかったのですが、一見の価値有りとのことだったので、近くまでいってみました。マリリンモンローの”帰らざる河”の舞台となった”ボウ滝”をはさんでのショット。あいにくの雨模様だったのですが,かえって古城のような雰囲気がでてよかったです。上の白い部分は空ではなく,雨雲が降りてきているのです。

  Takkakaw滝
エメラルド湖の近く,といっても35km位離れているのですが、3000m以上の岩山の頂上から水が落ちているとは信じられません。虹がかかっているのが見えますか?

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