2002年



6月

6月5日  早川本流  外気温20度  晴れ 水温13度
例年のこの時期はまだ水温ももう一つ上がらないのでドライは厳しい。前回は水量も多い上、そんな理由からドライへの反応は今ひとつであったが、今回は水量も前回の半分程度になっていたこともあり、水温も13度とかなり上がっていた。渓相のよい上流部を釣りたかったこともあり、新調したMTBで山道を45分(休み休み)、いつもの入渓点にたどりつく。ひたすら登り道はにわかライダーにはきつい。

川に降り立つと前回よりかなり水量が少ない。瀬に出ていれば楽しい釣りになりそうだと期待しながら釣り開始。しばらくの間は反応もなく今ひとつ。先行者はなさそうだ。そのうち例によってルアーマンのF氏に待望の1尾目がヒット。サイズは20cm強と今ひとつだったがこちらとしては反応ありに一安心。淵では今回もルアーに軍配があがったが、やや水深のある瀬ではフライにも確実に反応が出るようになってきた。

前半は反応はあるもののなかなかフッキングに至らず今ひとつの状況が続く。フライの直前でUターンもあったので、ティペットを落とし、アプローチにも注意をし、なんとか1尾目をキャッチできた。その後は徐々に活性も高まり、フッキングの率も良くなってきた。ただし、サイズは例年にくらべ一回り小さく感じる。20〜22cmくらいがアベレージ。ルアーでも同様であった。でも魚はいる。イブニングや梅雨どきなど時期や時間帯にはまればもう少しいいサイズも出るでしょう。

早川の流れと緑しばらくはルアーはいつもの好調ペースになり、こちらもコンスタントにヒットするようになってきた。サイズも24cmクラスも混じりだし、まずまず。天気は晴れで日中はかなり暑い。持参したドリンクも早々になくなり、やや苦し。ただし、この時期の渓は緑が濃く深く、気分の良さは格別だ。特にこの水系はどこもいい。こんな中にいるだけで気分爽快、ストレス解消になる。

←この時期は緑がまぶしいくらいにきれいだ!

釣り上がり地点あたりでイブニングに近くなるので期待したが、この日は逆に反応が減ってきた。途中からの先行者も考えにくいので理由はわからないが、あきらかに少なくなった。帰りの徒歩+MTBの時間も考慮し、納竿する事にした。ただ、最後の一流しで24cmと本日では最も良型クラスがヒットし最後をしめてくれた。

終わってみれば20〜24cmとやや小振りではあるがドライで7尾と私としては十分楽しめた。フッキング後のバラシも2,3回あったのでもう少し腕の良い人なら二桁は確実だったでしょう。でも管理釣り場ではないのでこれぐらいでれば私には十分である。

ps.入渓点前後で以前良く釣れたアマゴの姿がほとんど見えないのが少し残念であった。途中、チビアマゴらしき反応は少しあったのと、ルアーに1度だけヒットしたが全体的にはアマゴの魚影はかなり減ってしまったようだ。




早川イワナ
早川イワナ2

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