2001年



10月

10月14日   本栖湖  水温16度(日中)  晴れ 
ほんとに久しぶりの本栖湖である。9月は仕事が忙しく、ほとんど釣りらしい釣りができなかったまま渓流シーズンの終了を迎えてしまった。これからは湖シーズンの到来となるが、11月で禁漁に入る芦ノ湖は例年11月に入らないとキャスティングでの釣りは難しいので本栖湖ということになる。ただし、もともとそんなに魚影が濃いわけではなかったので、芦ノ湖より水温が低く活性が上がりやすいとはいえ、やはり例年10月はまだ少し早い。ただし今年は漁協の放流もあり、日中でもポツポツ出るので愉しむことはできる。それと気持ちのいい時期ということもあり足が向いてしまう。

本栖湖朝7時頃に現地に着いた。スポーツセンター前や遊覧船の桟橋周りには早くもかなりの釣り人がロッドを振っている。渓流が禁漁に入ったこともあるのだろう。放流情報もあったので、とりあえず魚の顔をみたいと思い、田村岬の先端に入った。ここのワンドはいつもダブルハンドの人が多い。今日も5,6人がキャストしている。そうこうしている内に8時になったとたん、エレキを付けたボートが一斉にくりだしてきた。ボートでの釣りはヒメマス以外禁止だったのでビックリした。どうやらほとんどバスボートのようだ。それにしてもフライの届くエリア近くまで岸に寄ってくるボートもいるのにはさらに驚きだ。漁協のルールが変わったのだろうが、ジェットスキーやウィンドサーフィンも含め、マナーを守ってみんな楽しくできるようお互い気をつけたいものだ。

岸際にはルアーやDHを振る釣り人がかなりいるがこんな感じでボートが寄ってくる。→→

久しぶりのSTだったので感がつかめずキャストはイマイチ。徐々に思い出すも今ひとつ。しかもランニングラインの巻き癖がなかなかとれず、風と波でトラブル気味。それでもなんとか投げ続けているとようやくアタリ。でものらない。追い食いのアタリが続いたがやはりヒットには至らず。ルースニングをしていた隣のDHにヒット。こちらもそろそろかなと思っていたら「ゴン」ときた。本日の初ヒット。一瞬ブラウンかと思うほど褐色のニジマスであった。30cm強とレギュラーサイズ。

昼近くなってきたので、事前に連絡を取り合っていたNET仲間(といってもみんな若いので仲間に入れてもらっていると言う感じ)のOさんと合流。GさんやMLメンバーの人たちもいたのでミニオフといった感じで楽しかった。涼しくなってきたときの定番の鍋焼きを食べながら雑談。イブニングになればライズも出そうだということでOさん達は休み休み近くでちょい釣り。こちらはイブニングまではやれないので近くでとりあえずキャストする。すぐに18cmほどのチビニジ君がストリーマーをくわえた。さらに沖目にキャストすると1,2回のリトリーブでガツンというアタリ。今回は元気が良く、引きを愉しませてくれた。サイズはやはり30cmを少し越える程度だった。

ここまでで久々の本栖湖釣行は終了。とりあえず釣果があったので結果良し。放流もあるのでそこそこ楽しめる。大物は早朝かイブニングがいいようだ。次は是非狙いたい。キャンプしながらもいいかな。


HOME