IECEEのワークショップがミラノであり、それに参加。初めてのヨーロッパ。哀愁のヨーロッパはミラノだった。そのミラノには元同僚のバシリも来るそうな。会場やホテルが近いということでマルペンサではなくリナーテ空港着の便を予約。飛行機はKLMオランダ航空。途中アムステルダムのスキポール空港ででトランスファーです。ちょっとトイレに寄ってみると小便器がこの高さ(分かりにくい?)。一番右に子供用がある。こっちの方がぴったりしそうだったけど、ここは見栄で大人用で用を足した。ちょっと角度が苦しかったとか。


これが滞在先のノボテルホテル。中々広い。日本のビジネスホテルに慣れてしまっているので。こんなに広いとなんだか薄ら寒い。ベッドもでかいし、ソファーもでかいぜ。予め分かっていた筈だったのだけど、やっぱりコンセントは形が違う。これでは日本から持ってきたPCのACアダプタが使えないので、泣く泣くホテルのフロントで15ユーロ出して変換アダプタを購入。


トイレ兼浴室。便器の横に見慣れないものがある。これは何をするもの?水が溜められるようになっていて水栓がついている。同僚にメールで聞いてみたらこれはビデだそうな。予め便器で拭いておいて流したらつつつーっと移動してお尻を洗うらしい。ホテルにはどうしてもシャワートイレかウォシュレットが欲しいオジサンなのだが、これはあまり調子良くなかった。やっぱりウォシュレットが恋しい。それに洗う又は拭く専用の小さなタオルは他と区別が付きにくい。最初はこれで体を洗ってしまったではないか。


カーテンではなく、ガラスの仕切りだった。でもガラスの切れたところからじゃんじゃん飛沫が飛びまくり。床濡れまくり。


初日がオフだったのでとりあえず土産を買ってしまおうと、TRAMという路面電車と徒歩で土産物探しの旅。大きな公園の前の噴水。何という公園だったかは不明。虹、見えますね。


比較的賑やかな場所に肉屋というか、ハム屋を見つけた。生ハムがぶら下がっていて、店内は結構混雑していた。


TRAMの軌道と架線が見えます。右に見えるcoinというデパートのような店には土産になりそうなものは置いていなかった。


TRAMは1.5ユーロで90分有効、どこでも乗り降り自由(だったかと思う)。かなり中心街に近づいてきたもののまだ土産物には辿り着けず・・・


結局ドゥオモの大聖堂まで来てしまった。このときはまだ補修作業中だったようで中央の塔に足場がかかっています。あの場所に聖母マリア像があるらしい。


大聖堂の壁には色々な人物の像が飾られている。宗教遺跡などではそれぞれが物語の一部であったりすることがある。これはどのような史実を物語っているのだろう?それともただの装飾?


首だけの彫刻もあるのだ。何か意味はあるのか?


こちらが正面(だと思う)


ヴィットリア・エマヌエーレ2世のガッレリアだそうな。アーケード街って感じで、中にはちょっと高級なオープンカフェなどがあった。なぜかマクドナルドもあるにはあったのだけど、翌々日に行ったらもうなくなっていた。この日に行った時に沢山の人が行列を作っていたので、きっと閉店セールか何かをしていたのだろう。


東京ディズニーランドのワールドバザールはこのアーケードを参考に造られていると何かに書かれていた。見てみれば確かに似ている。


一番高いところに立っている像がレオナルド・ダビンチなのだそうだ。気が付かなければ通り過ぎてしまいそうなくらい。この界隈では地味な像。


イタリアに来たらピザはやっぱり食べなくてはならない。相当に美味しいらしいのだ。ドゥオモ広場から少し外れたところにあったピザ・パスタ屋さん色々と面倒くさそうなメニューの中で唯一分かったマルゲリータを注文。結果としては正解だった。生地はふっくらとしていて、焼いた面はぱりぱりだった。ビールと一緒に美味しくいただきました。

ところで、土産物はそれらしいところでは買えず。スーパーでチョコレートをちょっとと、あとは帰国日に空港で買いました。何のためにうろちょろしたのか・・・


ワークショップの会場です。なんとか意識を失わず全工程終了。


なんていう城かは忘れた。城壁の跡だって。実際にはなんて名前なんでしょうね?


ワークショップが終わって街に来れば大体こんな感じの空になるわけです。ドゥオモ広場の近くの繁華街では沢山の観光客や地元の人や怪しい商売する人で溢れています。


とってもおしゃれな感じでいいですね。これで怪しい物売りがいなければもっといいのに。鳩に餌やらないかってコーンの粒を手渡そうとする奴ら。俺は野良鳩が大嫌いなのだよ。なんであんたらに金を渡して野良鳩に餌をやらなければならない?


ミラノのバーにはハッピーアワーってのがあってワンドリンク頼むとサンドウィッチやオードブルなどが食べ放題という制度があるというのを予めインターネットで調べてあったので試してみることにした。ただ、行きたい店がどこにあるかよく分からなかったため、身近にあった店で済ませてしまった。ここはカクテル専門店だったのでカクテルを頼んだ。しかし写真を良く見たらビールも置いてあるみたい。


帰りのTRAMを駅というか停留所で待つ。停留所にはブラピがやっているフレグランスの広告が飾られていた。これ最近日本のテレビでも見かけた。


これがTRAMの中。ところどころにチケットに打刻する機械が置いてある。


最終日もやはりドゥオモ広場に来てしまった。他に行くとこ知らないわけで。この薄暗がり具合がなんとも良いわけです。


ワークショップで仲良くなった人達と一緒に最後の夜、晩飯を食べに来たところ


ドゥオモ広場に突如現れた鉄道車両のレプリカ?このカップルが一体何をしたかったのか、どんなポーズで写真を撮られたかったのか未だに不明。分かる必要もないかな。


ミラノにはなにしろオープンカフェが多い。ここはビニールで囲われてしかもストーブも焚かれているので暖かだ。トルコ人のおじさん(といっても私よりも年下)はピザにオリーブオイルをたっぷりかけるようにと注文していた。


そのおじさんは女性に対しても非常に積極的で、とにかく誰にでも話しかけていた。すばらしいバイタリティ!このお店のウェイトレスをしていた韓国系のおねーさんにもちゃんと話しかけ、そして写真を撮ってもらっていた。


鮭のホワイトソースのペンネ(本当の名前は忘れた)と1リットルのビールを注文。美味しかった。フルコースディナーってのも良いのかもしれないが、なにしろこちらに来てからというもの、カロリーの取り過ぎに要注意でホテルの朝食からして腹一杯になってしまうのだ。だから、ホテルではフィットネスルームでほぼ毎日一時間ほど走った。それでも太ってしまった。


リナーテからアムステルダムに移動する飛行機の窓の外には幾筋もの飛行機雲ができていた。いかに沢山の飛行機がこのルートを使っているかがよく分かって面白い。


上層の雲と下層の雲との間を飛ぶ。下の雲にまだらに影が出来ていて面白い。ところでヨーロッパへの飛行機の旅というのはとても時間がかかって体がキツイ(エコノミーだし)。日本代表のサッカー選手達はエコノミーではないにしろ、このような移動を日本、ヨーロッパの間で行いつつ試合ってのは本当に大変なんだなって思った。オヤジのように飲んだくれているわけにもいかないだろうし。