前々から行きたかったルバイヤートの蔵コン。今年は4月14日の開催で、小野リサの登場なのだ。長谷川きよしの時もかなり行きたかったのが、なんとなく行かずに終わってしまった。思い切って申し込んでみると簡単なもので、あとは当日の宿をどうするかというようなことを決めるだけ。結局、甲府駅前のビジネスホテルを予約した。

家から甲府まで約2時間。そこから電車に乗って勝沼ぶどう郷駅まで約20分、タクシーで丸藤に着くと大勢の人が受付を列を作って待っていた。生憎の雨。12時15分の受付開始の後、蔵の中に用意された立ち飲みテーブル席に荷物を置いた。

ワインパーティーの準備で樽にワインを移しているところ。手前からシュールリー、樽貯蔵、メルロー。
去年は震災の影響で中止となってしまった蔵コン。一昨年は手作り料理など充実していたそうで、今年は残念ながら保健所のご指導により無しということになったようだ。一人一杯の鶏モツ煮はそれでも美味しかった。マスカットベリーAにとても合っていた。
2時から蔵コンの開始。社長の挨拶の後、小野リサさんの登場。ワインの持ち込みも一杯分のみOKで、ワインを楽しみながらボサノバも楽しめた。
狭い蔵の中、近くで演奏が見られて座るスペースが無いわけではなかったけど、最後まで立ったまま見てしまった。演目は彼女の最新のアルバム、ジャポンの中から、それとワンノートサンバやウパトゥ、サマーサンバ、イパネマの娘など、セットリストがないのでもう記憶もおぼろげだけど、途中に一度休憩を入れ(その間にワインの補給も)2部構成でたっぷり聴かせてもらった。
蔵コンが終わり駅で電車を待っている間も冷たい雨が降り続いていた。甲府から勝沼に来るとき電車の車窓から桃のピンクの花を楽しむことができた。桜と同様例年よりも咲くのが遅いという話。桜もまだまだ見頃。ただ雨さえ降っていなかったらねえ・・・