光岳

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2008年9月13日(土)〜9月14日(日)
易老渡(車中泊)−易老岳−イザルヶ岳−光岳−光岳小屋(泊)−易老岳−易老渡 

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易老渡に車中泊し5時頃出発。面平のヒノキの林。
易老岳を過ぎたあたりの立ち枯れの林。
稜線を光岳方面に進む。
三吉ガレのパノラマ写真。奥に見える山が光岳と思われる。
三吉平付近の立ち枯れ。
三吉平付近の立ち枯れ。
静高平方面に向かう。
静高平付近になり開けてくる。
静高平付近。
静高平付近。
静高平に到着。夏はお花畑になる所。樹木が低くなり、ハイマツが目立つようになる。ここで森林限界を超えたようだ。
Wikipediaでは、「光岳は山頂部がわずかに森林限界を超えており、ハイマツおよび高山帯植生の分布の南限に当たることでも知られている。(ハイマツは世界最南端の自生地)」とある。
同じく静高平のようす。
静高平の標識。
センジヶ原と光岳(奥の山)。この日宿泊する光岳小屋が見える。ここを左に行くとイザルヶ岳。
センジヶ原からのイザルヶ岳。ハイマツだらけである。
イザルヶ岳の頂上。
イザルヶ岳から光岳方面と見る。中央がセンジヶ原。
イザルヶ岳からセンジヶ原の拡大写真。
イザルヶ岳途中のかわった樹木。
センジヶ原の亀甲状土。
光岳小屋はもうすぐ。
小屋から光石を見に行く。思ったより大きかった。
光岳頂上。
光岳小屋からのイザルヶ岳方面。
南方向の展望(大無限山がかすかに見える)。
光岳から南に続く百俣沢の頭。ここに行く途中にハイマツ群生の最南端があると後で分かる。行けばよかった。
夕方の大無限山方面(雲がかかってよく見えない)
夕方の光岳小屋。
翌朝、光岳小屋からイザルヶ岳(中央)方面のパノラマ写真。この時だけ富士山が見えた。イザルヶ岳の左は茶臼岳方面の山並み。右は小無限山、大無限山が連なって見える。
三吉平から。
易老渡に降りる途中から上河内岳が見えた。

[その他雑感]

光岳は百名山でもあり行きたい山ではあったが、アクセスが大変という理由で登ったことがなかったが、易老渡まで林道を車で入れば、標高差はあるがその日に登頂できるということで行くことにした。光岳小屋が50歳以上でかつ3時までに到着した人に限って夕食を作ってくれるということも面白いと思いそれに乗ることにした。3時までに到着するためには、朝早く出発しなければならなく、連休で駐車場の確保も心配だったので、前日夜に現地に入り車中泊の計画とした。飯田ICから易老渡までの道路はわかりにくく、夜の運転ということもあり、インターネットで念入りに情報入手した。易老渡近くの林道は非常に狭く、真夜中の運転は心細かったが、先の事前情報のおかげで予定どおり到着。朝出発するころには駐車場は満杯となり、車中泊が正解だったことが分かる。

天気はそれほど良くなく展望には恵まれなかったが、南アルプスの南部、それも深南部の山の奥深さや静かな雰囲気を味わうことができた。同じく朝登った夫婦が、小屋が混みそうなので易老渡まで帰れる人は帰った方がいいと言われたらしく引き返して行った。しかし結果的には予約していたグループが到着しなかったらしく、寝るには十分なスペースと寝具を確保できた。

小屋では聖岳から上河内岳、茶臼岳を縦走して光岳に来た人や、百名山を目指している健脚そうな人達が沢山いて、山の自慢話で盛り上がっていた。次は聖岳から光岳へ縦走したいが、光岳単独の登頂も光岳のよさを味わうことができていいのではと思った。2日目は天気があまりよくないので早めに降り、ふもと近くの遠山郷のかぐらの温で汗を流し、兵越峠を越えて静岡側に出て天竜峡経由で浜松ICから帰った。