平ヶ岳

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2008年10月12日(日)〜13日(月)
鷹ノ巣(車中泊)−台倉山−池ノ岳−平ヶ岳−玉子石−池ノ岳−台倉山−鷹ノ巣

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鷹ノ巣近くの平ヶ岳登山口の駐車場を朝4時に出発。しばらく暗い中をヘッドランプたよりに登ると、次第に明るくなり燧ヶ岳が見えてきた。
同じく朝の燧ヶ岳。
下台倉山に登る途中の稜線。紅葉が真っ盛り。
下台倉山から台倉山へ。遠くに平が岳が見えてくる。まだ相当ありそう。
台倉山付近からの平ヶ岳。左が平ヶ岳、右はその手前の池ノ岳。
平ヶ岳手前の池ノ岳が近づく。平ヶ岳は見えなくなる。
池ノ岳への登り。
池ノ岳近くから平ヶ岳が見えてくる。
登ってきた方面を振り返る。遠方は会津駒ケ岳。
燧ヶ岳の形が変わってきた。
池ノ岳頂上の姫ノ池とその向こうが平ヶ岳。その左には至仏山が見える。
平ヶ岳へ出発。もう昼近い時刻で、中ノ岐林道からショートパスで来た団体がバスの時間に間に合わせるため帰っていく。
平ヶ岳頂上へ。本当に平らだ。
頂上にて。
平ヶ岳頂上からの越後方面のパノラマ写真。右から荒沢岳、越後三山の越後駒ケ岳と中ノ岳。そして、中ノ岳から丹後山、本谷山を経て、巻機山への稜線が続く。左にはうっすらと谷川連峰が見える。
平ヶ岳頂上の湿原と中ノ岳(中央)、越後駒ケ岳(右)。左端は八海山の阿寺山。
巻機山方面の拡大写真。小沢岳と下津川山の向こうに見えるのが巻機山。
南東方面のパノラマ写真。右に至仏山、中央左が燧ヶ岳。燧ヶ岳の右には日光白根山が見えたが写真でははっきりしない。
北東方面のパノラマ写真。一番高い山が会津駒ケ岳。
頂上を後にして、玉子石方面に行く。
玉子石に向かう途中の眺め。
玉子石と湿原。玉子石は予想よりでかかった。
玉子石をバックに。
越後三山方面。紅葉がきれい。
池の岳に戻る。
再び姫ノ池と平ヶ岳。
池ノ岳から燧ヶ岳を見ながらひたすら降りる。
紅葉がきれい。
鷹ノ巣方面のパノラマ写真。紅葉がきれい。
鷹ノ巣に近づくにつれ燧ヶ岳の形がよくなってくる。
下台倉山付近。
鷹ノ巣近くのヤセ尾根から下台倉山を振り返る。もう暗くなってきた。

[その他雑感]

平ヶ岳は百名山で行きたい山であったが、行程が長いため私にとっては未踏の山となっていた。インターネットで調べたところ、銀山平温泉や鷹ノ巣の宿泊施設に泊まると、送迎バスで中ノ岐林道の奥まで送ってもらえショートカットで登れることを知った。これが百名山ブームの社会問題ともなっているようだ。これに乗って楽して行っても百名山狙いの人達と同じとなってしまうと思い、鷹ノ巣からの長いコースに挑戦することにした。光岳で車中泊の効率のよさを知っていたので今回も車中泊の計画とした。

朝4時に暗い中をヘッドランプで出発。かもしか山行は学生の時一度だけ経験したが、心細いものであった。特に暗い中での鷹ノ巣からの登り初めのヤセ尾根はヒヤヒヤした。しかし、夜明けとともに次第に明るくなり、燧ヶ岳が現れてくるようすは感動的であった。時間がないのであまり休まずに登るが、やはり行程は長く、台倉山と過ぎてもまだ平ヶ岳が遠くに見えた時は驚いた。まさしくこれからもう一つ山に登るといった感じであった。途中何人もの単独行の人達に抜かれた。歩く早さはそれ程遅い方ではないと思っていたので、このコースを行く人のレベルが高いことを身に知らされた。

苦労してたどりついた池の岳、そして平が岳からの展望は予想どおり最高であった。特に大好きな越後三山がしっかりと見えたので大満足。平ヶ岳に付く頃には中ノ岐林道からのショートカットの団体は帰ったため、山頂は鷹ノ巣から登ってきた数名の人だけとなり、すばらしい展望と静かな山頂を満潮できることとなった。疲れのため、帰りに玉子石に寄るかどうか迷ったが、途中知り合った単独行の人に進められ行くことを決心。玉子石は予想外に大きく、付近の湿原と展望は行く価値のあるものであった。

帰りは疲労困憊で登山口駐車場に4時過ぎにたどり着く。まさしく12時間以上の強行軍であったが、その達成感は格別なものである。