お兄ちゃんありがとう

お兄ちゃんには本当に感謝しているんです。お兄ちゃんがいなかったら、ケンタの対人の発達はもっともっと遅れてしまっていたかもしれません。
お兄ちゃんはケンタより4歳年上。あんまりボーとしてるんで、「3年寝たろうみたいに、エネルギーをためこんでいつか秘めたるパワーをバクハツさせる日が訪れるであろう」と親ばかなりにも期待していたけど、なかなか発揮されずにおりました。
そんなお兄ちゃんもケンタが入学する時、心配そうな私を気遣って「学校のことはオレに任せてよ。ケンタは普通学級でもきっと大丈夫だよ。時々様子見に行くからさ」と言ってくれたんです。「寝たろうが目覚めた!!」と私は感動でいっぱいでした。それからというもの、お兄ちゃんはケンタの友達が家に遊びに来た時もよくかわいがってくれました。「いつもケンタが世話になってるからさー」なんて言って。うーん、成長したもんだ。たけど、お兄ちゃんだってまだまだ甘えたい年頃、だから時には2人で映画を見に行ったりもしました。とにかく忘れんぼうで、注意散漫な子だったけど、ケンタが学校で独り言を言ってても、朝礼の時にふらふらしちゃっても、全然気にせず「オレの弟だよー」ってみんなに紹介してくれてうれしかった。お兄ちゃんのお友達もケンタをばかにしたり、からかったりする子もいなくって、みんな親切にしてくれました。
卒業式の前日、いつものようにケンタの手を引いて学校へ向かうお兄ちゃんを見て、私の胸はいっぱいでした。「お兄ちゃん、2年間ほんとうにありがとう。」ケンタが毎日元気に学校に行くことができたのはお兄ちゃんのおかげだよね。

気苦労は同じかも

ケンタにはいろいろ育児の上で工夫しなければならないことがたくさんあったけれど、トイレや身じたくなど自然と覚えてしまったことも多く、手がかかることばかりでもありませんでした。
健常児のお兄ちゃんと比べてみても、やっぱり気苦労は同じって思うんですよね。
登園拒否に始まって、けんか、担任との相性、忘れ物、宿題をなかなかやらないetc・・・けっこうあるんですよね。。考えたくないけど、いついじめを受けるかわからないし、子供がいじめられた経験をもつお母さんに話を聞くと、明日は我が身と心配になることもあります。
ただ、あまり先々の取り越し苦労はしないほうがいいですよね。(美容によくないから)


兄貴の願い

ミレニアムの記念にと初日の出を見に海へ行った時、その美しさに久しぶりに感動しました。毎日陽は昇って沈む。明日になれば、また生まれ変わった太陽が顔を出す。そんな当たり前のことを忘れてしまっているんですね。今日嫌なことがあっても、明日はまた新しい1日。引きずらないで、気持ちを切り替えて行こう!と思いました。(新年の誓い)
初詣に行ったとき、お兄ちゃんが私に「ねえ、ぼく今何をお祈りしたと思う?」と聞いてきたので「うーーん、ほしいゲームが手に入るとか?」と言うと「違うよ!このお賽銭が貧しくて困ってる人のところにも届くようにって祈ったんだよ。ぼくたちだけじゃなくってさ、みんなが幸せにならなくちゃ。」と言いました。こんな時でしょうか、子供を育ててよかったって思うときは。いつまでも純真なままでいてほしいなあ。