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'05.11.07 作成

sanshou_9.gif 今どきの若夫婦って感じで・・・ 〜いまさら「火星のわが家」の感想文〜

 

 '05年の7月末にBS2にて放送された、堺さんの映画デビュー作「火星のわが家」の感想文です。
 ホントはもっと早くにUPする予定でしたが・・・。随分と遅くなってしまいました(^^;)。

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「火星のわが家」は'95年にニューヨークのブルーノートでデビューライブを開いたことで話題になった鈴木重子さんの映画初主演作です。調べてて驚いたんですが、鈴木さんって堺さんと誕生日が同じなんですね(^^;)。

 いつもの如く、ザクッとあらすじを(苦笑)。
 アメリカを拠点に活躍しているジャズシンガー、神山未知子(鈴木重子)は長期の休みを利用して日本へ戻ってきた。未知子には、その昔、宇宙研究の第一人者として一世を風靡した父、神山康平(日下武史)と結婚をして家を出ている姉、久仁子(ちわきまゆみ)がいる。未知子は幼いころからお父さん子だったが、久仁子の方は亡くなった母の事や自分の夢を聞き入れてもらえなかったことなどから康平を恨んでいるようだった。
 そんな康平が脳梗塞で倒れた。すぐにでも施設へ入れたいと願う久仁子と、あくまでも自宅介護を望む未知子。リハビリの甲斐もあり退院を許された康平は自宅での介護を望み、姉妹は1週間ごと公平の面倒を見ることになった・・・。
 ってな感じでいかがでしょ?(やっぱりザクッとだ(^^;))

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 鈴木重子さん自体がほわ〜んとした感じの方なので、その雰囲気そのままの映画です。何となくドキュメンタリー風な作りです。テーマ的には結構重たいと思うんですが、その重さを感じさせなかったのは鈴木さんの影響大でしょう。
 日下武史さんの脳梗塞で倒れた後の演技も絶品ですし、何より、ちわきまゆみ姐さんの色っぽさにやられました(苦笑)。昔、ある音楽番組の司会をやっていた姿をほぼ毎日見させてもらっていたので、ちわき姐さんを見ただけで感慨深いものがありました。鈴木さんとのピアノの連弾はさすがです。
 康平の自叙伝を電子出版する、というのに若干驚きました。あの頃って、まだここまでネット普及して・・・なかったんでしたっけ?(^^;)

 堺さんは神山家の離れに居候をしている弁護士を目指す大学生、中島透。父の旧友の息子で、未知子に心奪われながらも、久仁子に迫られて・・・、というちょっとオイシイ役どころです。
 多分私が今まで見た映像の中でも一番若い時の堺さんだと思うんですが、とにかく細い! カワイイ!(苦笑) 25歳という設定なんですが、それよりも遥かに若く見えます。衣装と髪型の野暮ったさが若干気になりましたが(苦笑)、半そでorノースリーブで半ズボンといういでたちがとっても新鮮でした。マッサージが上手い、という設定で、未知子の腰を揉んであげる(しかも馬乗り!(・・・そこに反応?(^^;))んですが・・・、う、羨ましい!(ToT) 私も揉んでくれーーー!(爆)・・・でも、あまり上手くな・・・(以下自粛(苦笑))。
 話の冒頭から未知子に好き好きビームを出しまくってて、話の中盤ではとうとう押し倒しちゃうんですが、何かねぇ・・・、その押し倒し方が妙に恥ずかしいのよ(苦笑)。手馴れてないっちゅーか(苦笑)。あれ、ワザとぎこちなさそうに演じてるのかな〜? それだったら見事なぎこちなさと言いたいんですが・・・。逆に、ちわき姐さんに迫られてる方がしっくりきたという(爆)。翌日の朝、透の部屋から久仁子が出てきたのを未知子に目撃された時の目の泳ぎっぷりが見事です(苦笑)。更にラストで未知子から衝撃の真実を告げられた瞬間の「えぇ〜?! そうだったのかよぉ〜!」って感じの表情もグッジョブ!です(爆)。

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 ちなみに、映画内でも話題に上がっていた「火星の土地の販売」ですが、今でもやってるみたいですね。火星だけじゃなく月や金星の土地も販売してるみたいなんですが(^^;)。興味のある方はルナエンバシージャパンの方へお問い合わせくださいませ。

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