'03.08.16 作成
どとうのヤオハンジャパンレポ
〜 春季大会編 〜
at 浜松市営球場 3月23日 (Sat)
去年まで大昭和球場(文字通り、大昭和製紙の敷地内にある球場。現在は「新富士球場」という名称になっている)を使用して開催されていたこの大会。大昭和が休部して早3年・・・の為?か、今年から場所を移しての開催となりました。それにしても、浜松じゃなくてもなぁ(^^;)。去年は都市対抗の一次予選も、日本選手権の静岡予選も東部の球場でやったから、一回も足を運ぶことが無かったんですが・・・。今年は足しげく?!通うことになりそうです(^^;)。
静岡の春季大会は、毎年クラブチーム編と企業チーム編に分かれてトーナメントを行います。村井は、企業チーム編・初日のレポをさせていただきます。
雨の為、1日スライド。去年それで悔しい思いをしたので、あらかじめ連休を取っておいてよかったぜ(笑)。
遠鉄・上島駅から球場までの坂道は、年寄りの身体には非常にキビシイです(笑)。ゼェゼェいいながら登ること約10分、約2年ぶりの浜松球場へ到着。
第一試合はヤオハンVS河合楽器。いきなりメインです。
河合の先発は2年目の窪田くん。・・・ということは、尾崎くんや佐藤(康)くんあたりと同期なのね。あまりに2人の活躍がめざましかったから知らなかったよ(^^;)。いきなり先発させるくらいだから、今年期待のコなのか!? それとも・・・。
きっと緊張してるんだろうな、の立ち上がり。ヤオハンは、トップの大曽根くんがセンター前ヒットで出塁。加藤田くんがバントで送って、さらにワイルドピッチで3塁まで進めたものの、永吉くん、中山(恵)さんは凡退(-_-;)。助けてどーする(T-T)。
一方のヤオハンは大饗くん。何だ・・・違うのか(何が?!(笑))。
真方くんをライトフライに仕留め、大石くんもサードゴロに打ち取った・・・と思ったら、横山くんの送球が逸れてセーフ(-_-;)。それで気落ちしたのか、長谷部くん、佐々木くんにセンター前ヒットを打たれ満塁。そこで、奥村くんがセンターへ犠牲フライを放って、早々と先制。さらに、原くんのパスボール、佐藤さんの四球で満塁になったものの、志村さんをレフトフライに打ち取る。・・・ふぅ。でもまぁ、最初っから最悪な状況にならずによかったねってことで・・・。
2回表。原くんがレフト前ヒットで出塁。前田くんは送れず(T-T)、原くんが2塁でアウトになったものの、前田くんはすかさず盗塁! 自らミスを帳消したね。よしよし。そして、横山くんもさっきのエラーのお詫びで〜す!とばかりに、左中間を深々と破る2ベースタイムリーを放って同点!! いいぞぉ〜ヨコヤマぁ!
2回裏を3者凡退に仕留めた大饗くん。「こりゃいいかな?」とちょっとでも思った私が甘かった(T-T)。3回裏、大石くんにセンター前、佐々木くんにレフト前に持っていかれ1,2塁となったところで飯島くんにスイッチ。・・・やっぱり、オープン戦の調子そのままか(-_-;)。代わった飯島くんもいきなり佐藤さんにライト前タイムリーを打たれ2−1.
しかし4回表、前田くんがレフト前にヒット。そこでまたまた横山くんが、今度は右中間を深々と破る2塁打を放って再度同点!! 去年の日本選手権の1次予選での大ブレイク以来、チャンスに強くなった横山くん。ホント、打つ方はサイコーだよね。
その裏、河合もセンター前の網干くん、ライト前ヒットの大石くんを置いて、長谷部君がライト前タイムリーを放って再度突き放したかと思えば、ヤオハンも6回表、羽山さんのセンター前、原くん四球、横山くんライト前で満塁となった所で、PHの中山(輝)くんが河合の2番手・石井くんからレフト前にタイムリーを放ってまたまた追いついて・・・。まぁ、なんて見事な♪シーソーゲームなんでしょ。
この状態からどっちが抜け出したか?!・・・は、やっぱり河合でした(T-T)。
7回裏、長谷部くんが左中間2塁打、佐々木くん四球で1,2塁となった所で、奥村くんがレフト線へタイムリー。続く佐藤さんのファーストゴロエラー(??)の間にもう1点。さらにPH・宮原くんのサードへの内野安打でまた1点・・・と、この回のアタマから代わった4番手・稲垣くんを攻め立てて、あっという間に突き放されてしまいました(-_-;)。結局、稲垣くんは1アウトも取れずに5番手・北山くんにマウンドを譲りました・・・あ〜あ(-_-;)。そして譲られた北山くんも、西野くんにセンターに犠牲フライを打たれ・・・この回だけで4点も取られてやんの(T-T)。心配していたことが見事に露呈したこと・・・。
ヤオハンも8回表、原くんのセンター前、横山くんのレフト線への2塁打を足掛かりに、PH・西川くんのショートゴロの間にまず1点、そして、大曽根くんのセンター前でもう1点を挙げ、2点差まで追い上げたものの、すぐその裏、河合にダメ押しの1点を挙げられThe End。8−5で河合が決勝戦へ順当にコマを進めました。
河合は今年、大卒ばかり5人のルーキーさんを迎えたんですが、それがこの試合では大活躍。特に、大石くんは私のようなシロート目から見てもいい選手だなぁ、と。守備範囲も広そうだし、「バッティングはいまいち」という当初のふれこみもなんのその、5人の中では一番当たってました。昨年限りでコーチになった盛さんのいい後ガマができてよかったですね〜・・・ってうらやましがってる場合じゃない(T-T)。
一方・・・、すっかり引き立て役となってしまったヤオハン投手陣。揃いも揃って情けない(T-T)。
この日は田中くんまで投入する予定だったんだそうですが、「展開が展開だったから」投げなかったんだとか。でももし、田中くんを投入していたら、翌日の試合どうするつもりだったんだろう??とふとギモンに思った村井でした。
試合後、頼まれたPhoto(すっかり『ヤオハンフォトグラファー』と化してる村井(^^;))を渡すべく出待ちしていると、通用口から、去年あがってしまった長尾くんが数人の選手達とともに出てきた。中継ぎでいい活躍してたんだけどな・・・。何故急にあがっちゃったのか・・・(O嶋さんが辞めたせい?)。「長尾くんがいてくれたら・・・」と何度思ったことか。もう野球はやってないんだろうか? もったいないよなぁ・・・。
第二試合、ヤマハVS関東自工も見て行こうと思ったんですが、『遠州のカラッ風』があんまりにも寒かったので、根性のない私は耐え切れずにさっさと退散してしまいました(^^;)。
試合は“ゴーンズ”青柳くんの5安打完封劇でヤマハが勝利を収めました。しかし、怪我人だらけだからなぁ、関自は(T-T)。主力で無事なのは牧田くんとか浅田くんとかくらいらしいし。見かねた高木監督が現役復帰しなきゃならないのか?ってくらい、事態は深刻だとか。
しかし翌日、関自はヤオハンとの3位決定戦(・・・4チームしかないんだから(^^;)。聞いて呆れるよ(-_-;))で、関自・鬼頭&牧田−ヤオハン・田中&北山の緊迫した投手戦を制し、サヨナラ勝ち(3−2)を収めました。あ〜あ・・・見たかったなぁ、この試合(T-T)。とうとうドベになってしまったか。とほほ(-_-;)。
ちなみに決勝戦のヤマハVS河合は、ヤマハ・田中くんが河合打線を4安打1失点に抑える好投を見せ、2年連続『春の王者』となりました。MVPはヤマハ・青柳くん。敢闘賞は河合・塩路くんでした。おめでとう!
この日はクラブチームの決勝戦も行われたんですが、こちらは、静岡硬式野球倶楽部の「投手がいないから」と言う理由で初先発となった実石くん(元々は外野手)が4安打1失点と好投。11−1(5回コールド)で中電硬式野球クラブをあっさりと退け、2年連続クラブチャンプの座につきました。
この春季大会の優勝チームの監督が、4月18日に行われる『全日本VS全静岡』戦の、全静岡の指揮を執ることになっている・・・なんてことを知ったのは、翌日のことでした。いつ、そんなことが決まったんだろう?
(1996.5.11 発行 Vol.27 掲載)
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