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'05.05.27 作成

日本選手権 静岡一次予選

at 浜松市営球場 9月6日 (TUE)

 まぁ、ホントにこの球場には縁があること(^^;)。
 ・・・と言う訳で、春駒は、ヤオハンジャパンを追っかけて、浜松球場へ静岡一次予選も最終日を見に行ってまいりました。そのレポでございます。

 春駒が球場へ到着した時には、すでに第一試合のヤマハVS河合のクライマックス。スコアボードを見るとどうやらヤマハが勝ちそうな雰囲気。
 8回に河合が3安打を集めて2点を加え、2点差まで追い上げたものの反撃はそこまで。7−5でヤマハが勝利を収めました。さあ次はメインだぞ、と。

 第二試合はヤオハンジャパンVS関東自工。薄いグレー地にピンクの横断幕が今日もはためいています(何処へでも持って行きます。オープン戦の際に持ってきたときにはさすがに驚きましたが(^^;))。今年は関東自工を結構観てます。それもすべてヤオハンの相手として(都市対抗の2次、オープン戦、そして今回)。
 ちなみに関東自工は7月1日付で森修司前監督から、コーチをなさっていた高木健次さんに監督が代わりました。選手のようにしか見えないほどお若くて(若干32歳!)ヒジョーにカッコイイ監督さんです。一見の価値はありますよ(笑)。

 ヤオハン・エース様(笑・・・言ってる、言ってる(^^;))田中くん、関東自工・スリーボンドから移籍の桜井さんの先発でスタート。
 ヤオハンは初回、制球に苦しんでいる桜井さんを攻め、2アウト満塁から原くんへDB押し出しでまず先制。中山(輝)くんのセンター前タイムリーで2点を加え、更に、2回には3点、3回には4点を加え、もう、しょっぱなからヤオハンペース。
 さて田中くんの立ち上がりですが・・・、こちらもちょっと不安定(-_-;)。先頭打者の倉くんにはいきなり3塁打を打たれるわ、2番の柿添さんにも簡単に犠牲フライを打たれるわ・・・。その後は何とか抑えたものの「大丈夫かよ、オイ(^^;)」と不安を抱く春駒。
 しかし、岡嶋監督から「攻め方を間違えてる」とアドバイスを受けてから徐々に調子を取り戻し、4回には先頭打者を3球三振に切って取り思わずガッツポーズをしたりして(*^-^*)。7安打されたもののすべて散発。結局は初回の1失点のみでした。
 序盤にあれだけパカパカ打ちまくっていたヤオハン打線でしたが、4回以降は、3番手として登場した関自・牧田くんの速球に手も足も出ず―――永吉くんが「昨日投げたの(クラブチームの投手のこと)よりは速いけど、球は高いから打てる」とゲキを飛ばしてましたが・・・全然打てそうもなかった(^^;)―――、2安打無失点に抑えられたものの、大量得点がモノをいって、7回コールドでヤオハンが勝利を収めました。

 そういえばこの日、関自のサードを守っていたのは、背番号4・永田智洋くん(日本学園校)だったんですが・・・。ゲキを飛ばすのはいいんですけど、その声は甲高くかつデカイ(^^;)。故に、もうメチャクチャうるさい(^^;)。試合が始まってからずーっと叫びっぱなし(笑)だったんですが、最後までかれることがなかったという、強靭な声帯を持っている選手です(笑)。
 あんまりに「サード来いや! サード!」を間近で連発された岡嶋監督(ヤオハン攻撃中にはサードコーチャーになります)は、お返しに「ホンマにサードに飛ばすぞ!」とヤジってました(^^;)。

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 30分のインターバルを置いて、一応、決勝(笑)のヤオハンVSヤマハ。
 前の試合で田中くんが投げてしまったので、誰を先発に持ってくるのか色々考えたんですが・・・、まさか大饗くんでくるとは思わなかった(^^;)。対するヤマハは、昨年右ヒジの骨折接合の手術をして、まだボルトが2本入ったままという青柳くんが先発でした。

 ヤオハンは前の試合と同様に、1回に1点、2回に2点、3回に2点・・・と得点を重ね、大饗くんも4回までヤマハ打線をノーヒットに抑える好投を見せ・・・(スピードもあったし、コントロールもよかったんだ(*^-^*)。側で観戦していたおじさんたちも「大饗がこのまま持ってくれれば大きいぞ」と大喜びだったんですが・・・いかんせんスタミナが(^^;)。
 7回からガタガターッと崩れて、1点差、同点、で、逆転(T-T)。痛いところでエラーも出たしねぇ(^^;)。そこまでになっても代えようとしない辛抱強い岡嶋監督(-_-;)。一説によると「中継ぎとか抑えにいいのがいないから」らしいですが・・・。やっぱり沖田くんがいないのがすごく痛いです(T-T)。何でも、家業を継ぐために退団したとか・・・。
 しかしぃ、予選前に行われたオープン戦などで結構いい結果を出していた長尾くん(今年、名古屋学院大学から入ったルーキーさん)あたり出せんかったかなぁ。いくら一次だからと言っても、ヤマハに勝って二次に出た方が、選手の為にも良かったような。ちょっと納得いかないです。大饗くんを一本立ちさせたかったから・・・・といい方にとるしかないですが(^^;)。

 打線も2番手の宮本さんに4回以降抑えられ・・・というか、チャンスは作ってもすぐ盗塁させてはタッチアウトの連続(-_-;)。・・・確かに、永吉くん、長岡さん、大西くん・・・と足のある選手が多いだけに、それを前面に押し出した攻撃をしたくなるのは解るんですが・・・『ちょっと仕掛けが早すぎるな』ってシロートの私でも思いましたよ(^^;)(「まるで少年野球の様」とは前出のおじさんの弁)。

 そうそう、5回の表、中山(恵)さんがキョーレツ内角攻めの末、DB。「こンのクソガキゃあ!!」と、珍しく声を荒げて、ヤマハの宮本さんを怒ったんですよ(当たり前だよ、あれだけやられれば(-_-;))。
 ヤマハベンチからは「何怒ってんだよ」ナドナドのブーイング。更に怒った中山(恵)さん、一塁に向かいながらヤマハベンチを睨みつけたんですね。そうしたら、ヤマハベンチから一斉に「何だよ、その態度は」。・・・今まで抱いていたヤマハのイメージが一挙に崩れました。
 でもあれがO西くんじゃなくてよかった。彼だったら、バット投げつけるわ、ヘタすりゃヤマハベンチへ殴り込んでたかもしれない(苦笑・・・在り得るだけに怖い(^^;))。
 試合は大饗くんのスタミナ切れをついたヤマハが逆転勝利を収めました。

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 今回は珍しく(?!)写真をあまり撮らずに試合をじっくり見させてもらいました。改めて「打のチームだわ(^^;)」を思い知らされました。
 しかし・・・、永吉くん、羽山さんが揃って絶不調(-_-;)。羽山さんに至っては、ご自分で「ボールが全然見えてない」と仰ってたそうです。
 二次予選までに何とかして欲しかったんですが・・・、何ともならないどころか、大曽根くんや大西君まで二次で打てなくなるとは思わなかったわ(^^;)。トホホ(-_-;)。

(1994.11.7 発行 Vol.11 掲載)
※ 掲載にあたり、一部文章を加筆及び削除いたしましたことを、予めお断りします。

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